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駒苫強し!44連勝でいざ甲子園/高校野球

南北海道大会初の4連覇を達成した駒大苫小牧ナインは歓喜して抱き合う
南北海道大会初の4連覇を達成した駒大苫小牧ナインは歓喜して抱き合う

<高校野球南北海道大会:駒大苫小牧11-1札幌光星>◇24日◇札幌円山◇決勝◇観衆2万4000人

 駒大苫小牧が南北海道初の4連覇を達成し、夏の甲子園3連覇へ第1関門を突破した。エース田中将大主将(3年)が9安打を浴びながらも、毎回の16奪三振で153球完投。室蘭地区予選からの連続無失点は34イニングで止まったが、高校通算28勝目をマークしチームの連勝も「44」に伸ばした。同じ甲子園V2メンバーの鷲谷修也右翼手が2打席連続本塁打、三木悠也遊撃手(ともに3年)にも今大会2本目の1発が飛び出すなど、毎回の長短18安打を連ねた打線が頼れる右腕を援護した。

 優勝候補筆頭で臨む予定だった春センバツを、卒業した3年生部員の不祥事で辞退。自発的に繰り返された選手ミーティングで、常に輪の中心にいたのが田中だった。「春に悔しい思いをして、どん底からのスタートだったけど、1人で優勝旗を返しにいくのだけは嫌だった」。超満員2万4000人の観衆が見守るお立ちで第一声を発し、安堵(あんど)の表情を浮かべた。この日はフォームが一定せず、単調になった場面で痛打されたが、終盤も145キロをマークするなど要所を締めた。甲子園3連覇については「意識はしないけど、上を目指してやっているので。僕らは先輩方と違い、そういうこと、できないと思っているので…」と苦笑いした。

 香田誉士史監督(35)は時折、声を震わせながら「春先から迷惑を掛け、多くの皆さんに支えられてここまで来られた。監督として1つの仕事が終わったな、と。投手中心にしっかり守り、南北海道代表として皆さんに喜んでもらえるように頑張りたい」と話した。春の借りは夏に。1931~33年中京商以来、史上2校目の3連覇を目指して甲子園に乗り込む。

[2006年7月25日19時33分]

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