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駒苫vs智弁和歌山試合経過/夏の甲子園

3連覇に王手をかけて応援席に駆け出す駒大苫小牧ナイン
3連覇に王手をかけて応援席に駆け出す駒大苫小牧ナイン

◇19日=甲子園◇準決勝◇試合開始11時◇試合終了13時33分◇観衆50,000人

智弁和歌山-
駒大苫小牧-
(智)松隈、竹中、芝田-橋本
(駒)菊地、岡田、田中-小林

【戦評】
 駒大苫小牧が夏の甲子園14連勝、公式戦48連勝で73年ぶり2校目の大会3連覇へ王手をかけた。1点を先行された1回2死三塁から本間篤の適時三塁打、山口の2点二塁打などで4点を奪い逆転。1点差に詰め寄られても突き放し、試合の流れを渡さなかった。2回途中登板の田中は4回に1点を失ったが、5回以降は無失点に抑え高校通算32勝目。中盤以降は強打の智弁和歌山打線を切れのあるスライダーでほんろうした。

【駒大苫小牧マイク】
○田中投手(8回4安打10奪三振)「スライダーを狙われても、向こうの打者が合っていないうちはどんどん投げても大丈夫と強気で攻めた。決勝の舞台に立てるのは幸せなことだと思うので、あとは自信を持って思い切り投げるだけ」
○本間篤主将(1回の同点三塁打を含む3安打)「今までチームの足を引っ張っていたので、3本打ててよかった。相手は投打にすごいチームなので何が何でも勝ちたかった。3連覇を意識したら硬くなるので、最後の試合で頑張るだけ」
○小林捕手(田中について)「球が伸びていて力があった。相手が簡単にスライダーを振ってくれた。調子は上向いている」
○山口二塁手(3打点に3失策)「エラーしていたから打席では打たないといけないと思った。明日(21日決勝)は気持ちを切り替えてやりたい」
○三谷三塁手(1番で3安打)「自分は安打が多いし、チャンスをつくれていると思う」
○香田監督「自分でも驚いており、選手の力に感動している。何とかつないで初回に4点取れたのが大きかった。田中はかなりの疲労があると思うが、早い回からの登板もよく踏ん張ってくれた。明日も一生懸命頑張りたい」

【試合経過】
<1回表>【智】駒大苫小牧の先発は菊地。古宮を二ゴロに打ち取ったが、山口が一塁へ悪送球し無死二塁。上羽の投前バントで1死三塁とされ、広井を空振り三振に抑えたが、橋本に左前適時打を浴び先制された。亀田、松隈に四球を与えて2死満塁となり、駒大苫小牧は菊地に代わり岡田が登板。馬場を三ゴロに。
<1回裏>【駒】智弁和歌山の先発は松隈。三谷が中前打、三木が投前バントで送り1死二塁。中沢の中飛で2死三塁とし、本間篤が右越え適時三塁打を放ち同点。鷲谷の遊直敵失で逆転した。岡田が左前打でつないで一、二塁とし、山口が左翼線2点二塁打で続き4-1。智弁和歌山は左翼・撫養に代わり竹中が登板、松隈が右翼へ、右翼・馬場が左翼へ回る。西田が四球を選び一、二塁としたが、小林は投ゴロ。
<2回表>【智】竹中に左前打、楠本の三塁前バントがライン上に止まって内野安打とされ無死一、三塁。古宮に左中間2点二塁打を浴び3-4。上羽に死球を与えたところで、駒大苫小牧は岡田に代わり田中が3番手で登板。一走上羽を投手けん制で刺殺し1死二塁。広井を一邪飛、橋本を二飛に。
<2回裏>【駒】三谷が左中間安打で出塁したが、三木は空振り三振に倒れ、三谷も二盗失敗で併殺。中沢は二ゴロ。
<3回表>【智】亀田に四球、松隈に一塁前バントで送られ、馬場に右前打を許し1死一、三塁。竹中を空振り三振、楠本を見逃し三振に。
<3回裏>【駒】本間篤は中飛。1死から鷲谷が死球で出塁し二盗。田中は遊ゴロに倒れ、二走鷲谷が二-三塁間で挟殺される間に田中は二進。山口が右中間へ適時二塁打を放ち5点目を挙げた。西田は空振り三振。
<4回表>【智】古宮に四球、上羽に投前バントで送られ1死二塁。広井を空振り三振に抑えたが、橋本に右前適時打を許し再び1点差。亀田を左飛に。
<4回裏>【駒】小林は右飛、三谷は捕邪飛、三木は右飛に打ち取られ3者凡退。
<5回表>【智】松隈を遊邪飛、馬場を空振り三振、竹中を見逃し三振に仕留め3者凡退に。
<5回裏>【駒】中沢は一ゴロ。1死から本間篤が左越え二塁打、鷲谷は二ゴロに倒れたが、二塁手が三塁へ悪送球し二、三塁。田中が左前適時打を放ち6点目。打者山口の時、相手投手の暴投で7点目を加え、一走田中も二進したが二-三塁間で挟殺され2死。山口は空振り三振。
<6回表>【智】楠本、古宮を空振り三振、上羽を右飛に抑え3者凡退に。
<6回裏>【駒】西田は三ゴロ、小林は左飛。2死から三谷が遊撃内野安打で出塁したが、三木は中飛。
<7回表>【智】広井を遊ゴロ、橋本を左飛。亀田に二塁内野安打され、山口が一塁へ悪送球し2死二塁。松隈を中飛に。
<7回裏>【駒】中沢は中飛。1死から本間篤が三塁線を破る二塁打で出塁したところで、智弁和歌山は竹中に代わり芝田が3番手で登板。鷲谷は二飛。相手投手の暴投で二走本間篤が三進し、田中が四球を選んで2死一、三塁としたが、山口は右飛。
<8回表>【智】馬場を空振り三振。1死から芝田に中前打、楠本を二ゴロに打ち取ったが、山口が失策し一、二塁。古宮を遊飛、上羽を三ゴロに。
<8回裏>【駒】智弁和歌山は上羽に代わり大島が二塁、馬場に代わり田村が左翼へ入る。西田の代打奥山は三ゴロ、小林は見逃し三振、三谷は投ゴロに打ち取られ3者凡退。
<9回表>【智】駒大苫小牧は山口に代わり本間直が二塁、代打奥山に代わり渡辺が左翼へ入る。広井、橋本を空振り三振、最後は亀田を二ゴロに仕留めて試合終了。駒大苫小牧が7-4で逃げ切った。

【先発メンバー】
<智弁和歌山>
(中)古宮(二)上羽(一)広井(捕)橋本(三)亀田(投)松隈(右)馬場(左)撫養(遊)楠本
<駒大苫小牧>
(三)三谷(遊)三木(一)中沢(中)本間篤(右)鷲谷(投)菊地(二)山口(左)西田(捕)小林

[2006年8月19日13時36分]

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