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駒苫、早実譲らず決勝再試合/夏の甲子園

- 試合終了後、あいさつを交わす両軍ナイン(撮影・前岡正明)
<全国高校野球選手権:駒大苫小牧1-1早実>◇20日◇決勝
南北海道代表の駒大苫小牧と早実(西東京)は互いに譲らず、延長15回1-1で引き分け21日に再試合となった。決勝での引き分け再試合は1969年(昭44)の第51回大会で松山商(愛媛)と三沢(青森)の延長18回0-0(再試合は松山商が4-2)以来、37年ぶり2度目。史上2校目の夏3連覇を狙う駒大苫小牧の田中将大と、第1回大会以来27度目の出場で初の全国制覇を目指す早実の斎藤佑樹(ともに3年)の両エースの投手戦となった。駒大苫小牧は8回に三木悠也遊撃手(3年)の本塁打で1点先制したが、早実もその裏に同点とし、その後は両校ともに追加点を挙げられなかった。
田中は3回途中から救援。1点を先行した8回はすぐに同点に追いつかれたが、得意の鋭いスライダーを巧みに駆使した。13回2死満塁、14回1死二塁のサヨナラ負けのピンチにも、気迫の投球で切り抜けた。165球の力投。「ひと区切りがついてホッとした。雑にならないように辛抱強く投げた。(再試合は)どういう形での登板になるか分からないけど頑張りたい」。表情には負けん気の強さがうかがえた。3日連投になった斎藤は序盤から引き分け再試合になると予想していたそうで、スピードをやや抑え目の投球。それでも16三振を奪い、最後まで投げ抜いた。15回には140キロ台の直球を連発。178球を投じ、3日間で435球を放った。「長打は打たれないと思った。もう1試合できるのはうれしい」と疲れも感じさせず、冷静な口調で言った。
「北の王者」による73年ぶりの3連覇か、第1回大会から出場している古豪の初優勝か。仕切り直しの一戦は、21日午後1時から行われる。
[2006年8月20日16時50分]
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