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北照・植村は日本ハム3巡目/ドラフト

日本ハムの3巡目指名を受けた北照の植村投手はチームメートから胴上げされる
日本ハムの3巡目指名を受けた北照の植村投手はチームメートから胴上げされる

 北照・植村祐介投手(3年)が、第2の故郷で一旗揚げる。日本ハムから3巡目指名を受けた瞬間、植村は目に涙を浮かべながら「ウマ」というあだ名の通り、歯茎をむき出しにして笑った。「日本ハムは環境が良い印象がある。いきたかった球団の1つ」。すぐに入団を表明した。

 大阪生まれだが、北海道には「育ててくれた場所」と愛着を持つ。中学時代は無名の存在。高校進学時に誘われたのは北照だけだった。家族に「死に物狂いで頑張ります」と置き手紙を書き、北海道へ渡った。

 埋もれていた才能は、駒大苫小牧の田中をライバル視して磨かれた。今夏の南北海道大会では駒大苫小牧相手に1安打投球も敗れた。「田中も同じパ・リーグに指名された。上で絶対に倒したい」とリベンジを誓った。

 父方の家系は寛永17年から明治の祖父の代まで、奈良・大和高取城主を務めた。その血を引いているだけあり、母節子さん(51)が「ボールより刀の方が向いているかも」と言うほど負けん気も強い。「早く1軍に上がり、あこがれの選手と言われたい」。自慢の最速146キロの直球で、プロの舞台で勝負する。【北尾洋徳】

[2006年9月26日9時50分 紙面から]

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