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駒苫国体初戦今治西戦、連覇へ田中が先発

- 田中(先頭左)ら駒大苫小牧ナインは練習開始前に笑顔でアップする
夏の甲子園準優勝の駒大苫小牧が、今日30日開幕の兵庫国体で初戦(対今治西=愛媛)に臨む。エース田中将大(3年)が甲子園準々決勝以来44日ぶりに先発マウンドに立つ。高校通算の公式戦勝利数は32で作新学院時代の元巨人江川卓氏(34勝)に迫る。奪三振数は416で横浜時代の西武松坂大輔(423奪三振)を視界にとらえる。ダブルの「怪物超え」で高校ラストの大会に花を添える。
北の怪物が「元祖怪物」と「平成の怪物」に肩を並べる。決勝まで進めば、計4試合の登板機会がある。初戦の相手、今治西は夏の甲子園で1試合平均11得点、チーム打率3割6分7厘と強打を誇った。香田誉士史監督(35)は「今治西さんは打撃がいいので、頭からいくと思います」とエースの先発起用を明言した。
地元兵庫での開催に、29日、中学時代に所属した「宝塚ボーイズ」の奥村幸治監督(34)が練習会場を訪れた。3年時の卒団式で「ヤンキースの松井君のようにプレーだけじゃなく、人望のある選手に育ってほしい」とはなむけの言葉を贈った。3年を経て楽天1巡目指名を受けた愛弟子に「かめばかむほど味が出てくるヤツです。野村監督の野球はすごく勉強になるでしょう」と大成を願った。
昨秋の岡山国体は先発1、救援2の計3試合登板で1勝を挙げた。計9回3安打12奪三振の力投で優勝投手になった。春夏の甲子園で計8勝、全国大会通算で計13勝をマークしている田中は「チームに勢いを与えるピッチングをします」と史上3校目の国体連覇を見据えた。【白船誠日】
[2006年9月30日8時39分 紙面から]
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