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駒苫の初戦は広陵、早め継投で主導権握る

- 健闘を誓い合う駒大苫小牧の林主将と広陵の土生主将
第89回全国高校野球選手権大会(8日から15日間・甲子園)の組み合わせ抽選が5日、大阪フェスティバルホールで行われた。奪還を目指す南北海道代表の駒大苫小牧は大会4日目(11日)の第4試合で広陵(広島)と対戦する。今春のセンバツで8強入りした難敵撃破に、4投手による継投で挑む。
駒大苫小牧の強力投手陣が、初戦突破に自信を見せた。対戦相手が広陵に決まった瞬間、エース片山孝平(3年)は、両脇に座っていた菊地翔太投手(3年)久田良太投手(3年)と顔を見合わせた。「広陵は強い印象しかないが、自分たちの野球をやれば結果はついてくる」。自信を漂わせながら、片山はそう話した。
奪還へのスタートは、くしくも同タイプのチームとの対戦となった。広陵は140キロを超える速球を武器とするエース野村祐輔(3年)を軸に、地区は5投手が登板。南大会で3人が登板した駒大苫小牧同様、複数投手制で勝ち上がった。打線も同様で、大砲こそいないが、チーム打率3割3分7厘と高打率を誇り、ムラがない。香田誉士史監督(36)は「試合は見たことないが、小さいころから広島は強豪の印象がある」と警戒を強めた。
左右2人ずつの投手陣を生かす。広陵のスタメンは右5人、左4人が並ぶことが多い。香田監督は「早めの継投になると思う」と対策を口にする。速球派は左は片山に右は菊地、技巧派も左の久田と右の対馬直樹(3年)と、タイプの違う4人がそろう。惜しみなくフル回転させ、相手に的を絞らせず、主導権を握るつもりだ。
先発型の2人も救援登板に備え、心の準備はしている。今夏3試合すべて先発の対馬は「中継ぎで成績を残せたことがなく(救援に)監督の信頼がないのかもしれないが、いつでもいける」と意気込む。甲子園での復活を目指す菊地も「できれば先発がいいが、中継ぎも望むところ」と言葉に力を込めた。
第4試合は午後4時開始予定で、暑さも和らぐ。片山も「暑さもなく、いいと思う」と話すよう、追い風を感じている。奪還へ、気持ちは高ぶってきた。【北尾洋徳】
[2007年8月6日9時43分 紙面から]
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