今回はダメージ残る負けじゃない
<日本ハム2-4ソフトバンク>◇20日◇東京ドーム
ダルビッシュは初回、いつもとは違う何か特別な思いを込めてマウンドに上がっているように見えた。いつものローテーションを変えてまで先発。それをダルビッシュが意気に感じたからこそ、逆にソフトバンクへの過剰な意識となって表れたのが、初回やった。
しかも、リリーフ陣が充実していた昨年の中盤以降とは違う。1人で投げようとしたのか、飛ばすのではなく、探りを入れるような投球だった。それが初回の大量失点につながったと思うんや。試合に入るまでの調整法に課題を残した。
これも勉強や。ダルビッシュなら乗り越えられると思うし、2回以降の投球を見ると、もう乗り越えたとも言える。ダメージの残る負けじゃない。連勝ストップ? 記録なんていうものはいつかは途切れるのや。かえって楽になったんじゃないかな。こういう時は次の登板で、ものすごいピッチングをするケースが多い。また一から始めればいいんや。
(07年4月21日付、日刊スポーツ北海道版「ガンちゃんのまいど」岩本勉)