ダル2人の弟にこっそり
ダルビッシュが、大阪の実家に帰ると、こっそりやっていることがある。今年から翔君(18)賢太君(15)の2人の弟に小遣いをあげることだ。実家に戻った直後は、用事を頼むなど兄の威厳を見せつけるが、何日か滞在する場合は、最終日に必ずこそっと手渡している。格好いいことを公然でするのを嫌うのか、父ファルサさんの前では渡すことはない。父は後から弟たちに聞くそうだ。「またもらったよ」。何千円のお小遣いだが、そういう答えが返ってくる。家では心優しき兄で、頼もしいお兄ちゃんだ。
チーム内でも自称「ダルビッシュ軍団」として、高卒ルーキー吉川、2年目木下ら後輩と行動をともにすることが多かった。「何もしてませんよ」と言い続けたが、陰では疲労回復のための半身浴に使う入浴剤を教えたり、しった激励するなどいい兄貴分。この日はその存在感をマウンドで見せつけた。
(07年10月19日付、日刊スポーツ北海道版「とっておきメモ」村上秀明)