2005年
初タイトル!札幌ドームMVPを受賞
日本ハムのダルビッシュ有投手(19)が初タイトルを獲得した。本拠地札幌ドームが制定する「2005年度札幌ドームMVP賞」が25日発表され、ドームで最も活躍した選手として選ばれた。第1回の昨年は新庄剛志外野手(33=SHINJO)が受賞。新人王、最多勝は逃したが、1年目から本拠地の「顔」として認められた。
終わりよければすべて良し-。MVP賞に、ダルビッシュは「入団1年目にしてこのような光栄な賞をいただいたことに、大変うれしく思います。これもひとえに北海道のファンの皆さまの熱い応援のおかげであり、感謝しています」と広報を通じてコメントした。
今季は右ひざ関節炎、2月の喫煙発覚などで出遅れた。1軍昇格は6月になったが、同15日の広島戦で高卒ルーキーとして6年ぶりの初先発初勝利を挙げた。
札幌ドームは受賞理由として(1)華々しいデビューを本拠地札幌ドームで飾った(2)初登板6月15日広島戦では前日よりも1万人多い観客で集客に大きく貢献(3)9月18日楽天戦でプロ初完封(4)7月実施の「ファイターズまつり」での写真撮影会などファンサービスに積極的だったことを挙げた。
記録、記憶の両面でインパクトを与えた。札幌ドームでは8試合に登板し、3勝3敗で防御率3・64。勝ち星では金村(5勝)、入来と鎌倉(ともに4勝)には及ばなかったが、初先発初勝利、2戦目では西武松坂に投げ勝った。初勝利のお立ち台では「いろいろ迷惑を掛けたのでファンの皆さん、選手の皆さんにいつか返したいと思っていた」と潔く胸中を明かした。
秋季キャンプで右ひざ痛が再発したが1週間前からジョギングも開始。「来年も頑張りますのでよろしくお願い致します」と来季を見据えた。今季、ファンの前で最後の登場となる明日27日のファン感謝デーで、表彰式が行われ、賞金100万円が贈られる。
(05年11月26日付、日刊スポーツ紙面北海道版から)