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ダルビッシュ有特集

ダル代表前向き!結婚機に国籍取得確実

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函館空港に到着したダルは「おめでとう」と声をかけられる(撮影・黒川智章)
函館空港に到着したダルは「おめでとう」と声をかけられる(撮影・黒川智章)

 日本ハム・ダルビッシュ有投手(20)が北京五輪出場を目指す日本代表入りへ前向きな姿勢を見せていることが10日、分かった。5月にアジア予選(11月26日―12月2日、台湾)の第1次代表候補に選ばれた時点では消極的だったが、軟化。正式にメンバーに選ばれれば、受諾する方向へ傾いた。今オフに予定している結婚を機に、来年8月の本大会までに選択が必要だった国籍も日本を選択することが確実になり、代表入りへ加速。星野仙一代表監督が掲げる金メダルどりの使者になりそうだ。

 グラウンド外でお騒がせのダルビッシュが「本業」でも、身の振り方を固めつつあることが分かった。消極的だった北京五輪アジア予選の代表入りへ、気持ちが傾いている。前夜に表明した婚約、結婚が控えている今オフ。周囲の関係者によれば、予選のスケジュールをにらみながら、日程調整を行っているという。予選直前に決定する正式メンバー24人に選ばれれば、その要請を受ける準備を進めている。

 5月の1次候補60人発表時は、シーズン後という予選開催時期に難色を示し、慎重な姿勢を見せていた。肩関節が緩いルーズショルダーによる古傷の右肩痛など発展途上の身体的な不安が、理由の1つだった。今季は開幕からフル稼働して10日現在で19試合に登板し、両リーグトップの9完投をマーク。シーズンを経るにつれて自信を深めている。周囲の関係者は「少しずつ前向きになってきている」と明かし、不安が解消されつつあることが、気持ちが変化する要因になった。

 代表入りへ、条件も整った。現在は父のイラン、母の日本と2つの国籍を有している状況。代表選出のあるなしにかかわらず、日本の国籍法では22歳までにどちらかを選ばなければいけない。本大会期間中の来年8月16日が22歳の誕生日で、イランを選択すれば日本代表入りできず、1つのネックになっていた。だが女優サエコとの結婚を機に、生活拠点を日本に置くのは確実。妊娠6週目の子供のことも考えれば、かねて本人が示していた「両親と相談しますが、日本を選択することになると思います」との方向性は決定的だ。

 ダルビッシュはシーズン後まで球団を通じ、五輪関連の取材についての自粛を要請。沈黙を守り続けてはいるが、多忙な今オフの挙式などの日程調整の条件に「五輪」が入っていることから、代表入りを本気で視野に入れていることは確実だ。1次候補発表時に星野監督が「第1のエース候補といっていいだろうな」と、至上命令の金メダルどりのキーマンに指名された剛腕。日本球界の至宝が“パパで金”を目指す決意を固める日は近い。

[2007年8月11日]

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