このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 北海道 > 日本ハム > ダルビッシュ特集 > ニュース


管理人から


ダルビッシュ有特集

ダル21歳のMVPスピード受賞、6冠獲得

※画像クリックで拡大表示

最優秀選手賞の日本ハムのダルビッシュは笑顔を見せる(撮影・為田聡史)
最優秀選手賞の日本ハムのダルビッシュは笑顔を見せる(撮影・為田聡史)

 最強右腕が、ライバルを過激に挑発した。プロ野球コンベンションが20日、福岡市内のホテルで開催され、日本ハム・ダルビッシュ有投手(21)が、パ・リーグMVP、ベストナインを初受賞した。星野ジャパンのエースの貫録を見せ、沢村賞などに続き今季はこれで「6冠」を獲得。間近に迫った北京五輪アジア予選(12月1日開幕、台湾・台中)では2戦目の韓国戦の先発が濃厚だが、堂々と宣戦布告。「精度は日本の打者の方が上。何とかなる」とビッグマウスをさく裂させた。また、セ・リーグのMVPは巨人小笠原道大内野手(34)が受賞。パの新人王は楽天田中将大投手(19)、セは阪神上園啓史投手(23)が輝いた。

 日の丸エースにふさしい称号が、また1つ増えた。ダルビッシュが07年のパ最高選手に、決まった。合わせてこの日発表されたベストナインとダブルの初受賞。高卒入団から3年目で「6冠」のタイトルホルダーへとのし上がった。「(MVPの)賞はとれると思っていなかった。一生に1回とれただけで満足。野手の人も含めてなので、別の喜びがある」。素直に喜んだが、薄ら笑いを浮かべ、こうも堂々と言い放った。「もともと、自信を持っている方なので根拠のない自信を持ってやっていました」。

 持ち前のビッグマウスは、さらにはじけた。目前に迫った北京五輪アジア予選。日本代表の大黒柱としての期待が大きい。12月2日、最大のライバル韓国戦での先発予想。登板日こそまだ伝えられていないが、台湾も含めライバルの戦力はミーティングでの映像などでチェック。こちらには“根拠がある自信”をのぞかせた。

 ダルビッシュ「ミーティングでチラッとは見ているけれど、いつも通りの投球をすれば大丈夫。(打撃の)精度とかは日本の打者の方が上。何とかなる」

 初々しさのみじんもなく、ばっさりと切り捨てた。

 最高のムードで大舞台へ臨めることになった。21歳でのMVP受賞は沢村栄治(巨人)稲尾和久(西鉄)の20歳に次ぐ快挙。20歳から連続受賞した故稲尾氏にはかなわないが、球史に残るスピード受賞になった。「僕は鉄腕じゃないんで…。いっぱいケガとかしていますし…」と笑ったが、今季両リーグトップ12完投の鉄腕ぶり。五輪予選では「まだ何も言われていない。先発でも中継ぎでも言われたところで、投げるだけ」と、求められた役割でのフル回転を誓った。

 21日からは福岡で最終調整を行い、22日からのオーストラリア代表との壮行試合2戦で、国内合宿を打ち上げる。ダルビッシュは23日に先発予定。「自分なりに何かを見つけてやりたいと思っている」。本番前の最後の実戦に課題を持って臨むつもりだ。記者会見場では新人王の「マー君」こと楽天田中とニアミス。球宴をきっかけにかわいがっている後輩にまで、チクリと一刺し。「あえて今日はシカトします」。ブラックジョークが飛び出すほど絶好調な最強右腕に、日本の威信がかかっている。【高山通史】

[2007年11月21日]

最新ニュース

記事バックナンバー



このページの先頭へ