ダルが今季“一夫多妻”制で攻めます
今季、ダルビッシュは“一夫多妻制”でシーズンを戦う。日本ハム・ダルビッシュ有投手(21)が今季、専属捕手を置かないスタイルで臨むことが有力となった。梨田昌孝監督(54)が25日、専属の女房役を付けない方向性を示した。昨季のヒルマン政権下では、シーズン途中から鶴岡捕手とのコンビが徹底されていた。しかし今季は相棒を固定せず、さまざまな捕手を相手に投げていく。
ダルビッシュの女房役は固定しない。梨田監督が前例を踏襲しない考えを示した。キャンプ最後の休日だった25日、専属捕手について「あまりいいことではないね。キャッチャーがだれであっても投げられるようにしてほしい」と、エースに注文を出した。
ダルビッシュは昨季のレギュラーシーズン26試合のうち、高橋と7試合、鶴岡と19試合で先発コンビを組んだ。ヒルマン前監督の下、相性が考慮されて6月23日からシーズン終了までは鶴岡が専属となった。終わってみれば高橋とのバッテリーで2勝3敗、鶴岡とは13勝2敗だった。
それでも梨田監督は「相性は頭に入れるけど、もしケガをした時に(高橋)信二も受けられるようにしないといけない。違う人と組んでもうまくやってほしいというのはある」と、専属バッテリーに否定的だ。組み合わせで投球成績が左右されることがないよう、期待を込めた。
今季も打撃力のある高橋、リードや守備面で安定する鶴岡の併用が見込まれる。正捕手争いが続いているため、現時点で専属的な起用案はない。ダルビッシュの今キャンプ初登板だった20日韓国LG戦は、鶴岡がマスクをかぶり2回を無失点。それでも厚沢投手コーチは「防御率が1点台と8点台とか極端に違う場合は(専属が)あると思うけど、今は白紙じゃないかな」と話した。
ダルビッシュに限らず、昨季の守護神マイケルと中嶋兼任バッテリーコーチのコンビも定番だったが、ここも固定しない方針だ。梨田監督は、中嶋コーチに考えを伝えてあり「(別のコンビで)結果が出てくれば大丈夫だろう」と話す。小山、今成ら若手捕手の台頭も期待され、状況に応じた組み合わせが基本路線になりそうだ。【村上秀明】
[2008年2月26日]
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