ダルが中6日で札幌ドーム2勝ローテ!
開幕ダッシュへ、日本ハムのダルビッシュ有投手(21)が、開幕2カード連続で先発する。3月20日の開幕ロッテ戦に続き、同27日西武戦にも登板と、本拠札幌ドームで2度マウンドに立つ。開幕戦の翌21日に試合が組まれていない変則日程を利用し、中6日と万全のローテーションで、一気に2勝を挙げにいく。得意とする札幌ドームのマウンドで、リーグ3連覇へ、エースがチームを加速させる。
変則的な日程が、日本ハムの開幕ダッシュに好都合になる。開幕の2カード連続で、大黒柱ダルビッシュが登板する先発ローテーションが、28日までに内定した。勝率のいい右腕エースに、開幕6試合のうち2戦を任せられる。ロケットスタートに、うってつけの状況が出来上がった。
パ・リーグは祝日の3月20日に開幕し、翌21日は試合がなく、22日から土、日曜の2連戦という、集客力を考えた日程が組まれている。試合がない日を1日挟むことによって、開幕投手が内定しているダルビッシュの、余裕を持った2カード連続登板が実現可能となった。
開幕戦に投げても“1日”の猶予があるおかげで、中6日で27日西武戦に臨むことができる。首脳陣は、今季は年間を通して中6日での登板を重視する方針でいるが、それもクリアされる。「あいつが倒れたらやばいから無理させない」と厚沢投手コーチは話すが、今回は迷うことなく送り込める状況になる。
4月に入ると6連戦が組まれるなど、先発枠に6投手が不可欠な時期もあるが「6番手は急務ではない」と厚沢投手コーチは言う。吉井投手コーチも「先発6番手はそんなに(登板)回数はない」と話しているよう、開幕直後は5人で先発ローテを回すことも、意思統一された。
ダルビッシュに続く開幕カードの先発は、22日がヤクルトから移籍の左腕藤井、23日はグリンが濃厚。4、5番手の順番は流動的だが、試行錯誤しながらフォーム修正に取り組んでいる武田勝の4番手が有力。キャンプから帰京後、3月5日浦和の2軍戦で先発登板予定の吉川が続くことになる。
梨田監督はこの日、「20日はダルビッシュと決めている。本人も分かっていると思う」とエースの開幕起用をあらためて明言した。札幌ドームでは昨シーズンは8勝2敗、一昨年も5勝1敗と好成績を残している。防御率も2年連続で1点台前半と、最も得意とする舞台といってもいい。連日、大勢のファンが押し寄せることは必至の本拠地6戦は、エースが軸の開幕ローテで勢いをつける。【村上秀明】
[2008年2月29日]
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