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高田GM興奮!日本ハムが中田翔を当てた

日本ハムから1順目指名を受け、笑顔で会見する中田(撮影・加藤哉)
日本ハムから1順目指名を受け、笑顔で会見する中田(撮影・加藤哉)

 高校通算87本塁打を放ったスラッガーの交渉権は日本ハムが獲得した。高校生を対象としたプロ野球新人選択会議(ドラフト会議)が3日、東京都内のホテルで行われた。大阪桐蔭・中田翔外野手(3年)は1巡目指名で日本ハムと阪神、ソフトバンク、オリックスの4球団が競合し、日本ハムがくじを引き当てた。

 中田は授業のため、ドラフト開始後、会見場に入った。その場で交渉相手が「日本ハム」と初めて知らされると含み笑いでニヤリ。「パを連覇していて、強いチーム」と印象を語った。表情は明るく入団に障害はなさそうで、北海道の印象を問われると「白い恋人ですね」と答え、場内の爆笑を誘った。プロでは「ここという時に打てるバッターになりたい」と言い、「三塁」に挑戦したい希望を明かした。

 日本ハム高田GMコメント「(中田は)パワーヒッター。日本の選手のクリーンアップを打てる打者を獲りたいと思っていた。最高です。来年のキャンプは楽しみ。12球団OKということだし、交渉はすんなりいくと思う。こちらも最高の条件でいきたいと。ウチは若い人がどんどん出てくる球団。1日も早く1軍で、札幌ドームでクリーンアップを打ってほしい。1年目からチャンスはある」

<日本ハム高校生ドラフト指名選手>
氏 名 守 備 所 属 出身地 生年月日 身長/体重 投 打
中田 翔 外野手 大阪桐蔭 広島県 1989年4月22日 182センチ/95キロ 右投げ右打ち
津田 大樹 投手 倉敷 和歌山県 1989年6月16日 181センチ/75キロ 右投げ右打ち
大平 成一 外野手 波佐見 長崎県 1989年4月08日 183センチ/91キロ 右投げ左打ち
松山 傑 投手 横浜商大高 神奈川県 1989年9月08日 179センチ/73キロ 右投げ右打ち
豊島 明好 投手 北陸大谷 石川県 1990年1月16日 169センチ/69キロ 左投げ左打ち
浅沼 寿紀 投手 旭川南 北海道 1989年7月22日 181センチ/72キロ 左投げ左打ち

◆倉敷・津田「3年以内に1軍」
 日本ハム3巡目の倉敷・津田大樹投手(3年)は、放課後、父親から自分の携帯電話に連絡があり指名を知った。「ドラフトにかかるかどうか不安だった。プロ野球は夢でした」と満面の笑みで話した。直球は最速147キロ。「北海道は行ったことないですが、日本ハムはリーグ連覇したすごいチーム。ダルビッシュさんにあこがれています。3年以内に1軍で登板できれば」と早くも目標を設定していた。

◆波佐見・大平「ぜひ行きたい」
 日本ハム4巡目の波佐見・大平成一外野手(3年)は、高校通算31本塁打のスラッガー。小学4年からソフトボール、中学では軟式野球というドラフト候補としては珍しい経歴を持つ。昨夏は県大会決勝で敗れ、惜しくも甲子園を逃した。指名後の記者会見では「日本一になったチームに指名されて大変光栄です。親せきが北海道にいるし、ぜひ行きたい」と喜びを語った。

◆横浜商大高・松山「目標ダル」
 日本ハム5巡目の横浜商大高・松山傑投手(3年)は、早くも入団に大乗り気だ。「プロは小さいころからの夢。すごくうれしいです」と指名を喜んだ。1年秋からエース格としてチームを支え、昨夏の県4強、今夏の県16強の原動力右腕。最速146キロの速球と切れのあるスライダーが武器で9月の入団テストも受験していた。「(日本ハムは)ユニホームがかっこいい。ダルビッシュ投手があこがれであり目標です」と話した。

◆北陸大谷・豊島、指名に大喜び
 日本ハム6巡目の北陸大谷・豊島明好投手(3年)は、9月29日に日本ハムの入団テストを受けており、合格の場合はドラフトで指名すると説明を受けていただけに、吉報に大喜びだった。最速137キロは驚くほどではないが「制球力が良く、直球には切れがある」と菊池信行監督(57)。今夏は県大会2回戦で敗れたが、2試合で27三振を奪取。169センチの小さい体で日本ハム投手陣の一翼を担う。

◆旭川南・浅沼「地獄から天国」
 日本ハム7巡目の旭川南・浅沼寿紀投手(3年)は、「大逆転」の指名だった。3日は小池啓之監督(55)宅で吉報を待った。日本ハムが6巡目指名を終え、スカウトから「すみませんでした」と電話が入った直後、テレビ画面に「日本ハム 7巡目 浅沼」と映し出された。地獄から天国への逆どんでん返し? にも「プロは小さいころからの夢。北海道のファンは熱いので認められるようになりたい」と素直に喜んだ。
 目標はルーキーながら4勝を挙げた1年上の左腕吉川。9月1日、旭川スタルヒンの内野席で観戦したソフトバンク戦で吉川の投球にくぎ付けになった。「1年目で結果を残している。いろいろと聞いてみたい」と弟子入りを志願。この日、験を担いで日本ハムのジャンバーを着た小池監督は、同校初のプロ野球選手誕生がほぼ確実な状況に「若手育成に力を入れている球団。浅沼にピッタリ」と、喜びを隠せなかった。

[2007年10月3日]



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