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日本ハム小笠原32本塁打&100打点で2冠

フリー打撃に汗を流す日本ハム小笠原(撮影・黒川智章)
フリー打撃に汗を流す日本ハム小笠原(撮影・黒川智章)

 日本ハム小笠原道大内野手(32)が32本塁打、100打点を挙げパ・リーグの2冠王に輝いた。02、03年に首位打者を獲得したが本塁打、打点のタイトルは初めて。日本ハムでリーグ最多本塁打は04年のセギノール(44本)、最多打点は98年のウィルソン(124点)以来になる。大黒柱の2冠達成でプレーオフに向け、チームの勢いも増す。

 1歩ずつ積み上げてきた結果がタイトル獲得につながった。1日、札幌ドームでの練習を終えた小笠原は広報を通じて「最後の最後までチームが1位通過争いをしてきた中、ただその勝利に貢献しようと必死に頑張ってきた結果が打点のタイトルというものにつながった」とコメントした。

 最後まで相手を気遣う姿があった。練習を終えた時点で集中した取材陣をやんわりと制した。まだ楽天-ロッテ戦が行われていた。楽天フェルナンデスとは本塁打で4本差あったが、コメントを避けた。淡口打撃コーチから「おめでとう」と祝福されても、「試合が終了するまで」と表情を変えなかった。

 今季はWBC出場で、調整のペースを早めた。厳しいシーズンを乗り切っての好成績にも「昨年より本塁打は減っていますから。ただ、8、9、1、2番がチャンスをつくってくれたことが大きかった。打点は1人で挙げられるものではないですから」と謙虚に、そして周囲にも感謝した。打率も3割1分3厘で、昨年5年連続で途切れた3割台に再び乗せた。淡口打撃コーチは「昨年を反省して取り組んだ結果。タイトルに対しクールにしているがうれしいだろう」と言う。

 今月25日、33回目の誕生日を迎える。日程上では日本シリーズ第4戦。晩秋までユニホームを着るとなれば、初めての経験になる。「最後までユニホームを着たい。ただ、意識せず足場を1歩ずつ固めていきたい」。タイトル獲得の喜びはしまい込み、プレーオフに目を向けている。【上野耕太郎】

[2006年10月2日8時32分 紙面から]

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