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小笠原余波?日本ハム外国人野手3人制も

日本ハムの秋季キャンプにテスト参加したケビン・バーカー内野手(右)
日本ハムの秋季キャンプにテスト参加したケビン・バーカー内野手(右)

 日本ハムが来季、外国人野手3人態勢で臨む可能性があることが15日、分かった。FA宣言した小笠原道大内野手(33)の巨人移籍が決定的な状況。戦力ダウンする打撃陣を強化するため、ラインアップに助っ人3人を並べるプランの検討に入った。残留要請をする主砲セギノールを中心とし、新外国人選手を獲得して穴を埋める「小笠原補強」で今季並みの戦力維持を図る。

 最低限の予防策の検討に入った。日本ハムが助っ人野手3人制で、激動の予感漂う来季へ向かう可能性が出てきた。シーズン中から、編成権を持つチーム統轄本部で小笠原が移籍した場合の対応を協議。残留を要請するため3度行った交渉が決裂したため、一気に実現へと動きだした。島田チーム統轄本部長は「ほかの外国人選手の兼ね合いもあるが、考えてはいます」と見通しを話した。

 現状では残留を要請するセギノール、新外国人候補として獲得交渉をしているダイヤモンドバックスのアンディ・グリーン内野手(29)の2人が軸。3人目は15日に打ち上げた秋季キャンプにテスト参加していたケビン・バーカー内野手(31=ブルージェイズ)らを候補とし今後、獲得するかどうかを決定する。昨季、アジア王者のロッテは巨人李、ベニー、フランコの強力助っ人が打線を支え、快進撃の原動力だった。ライバル球団をモデルケースにし、構想を練ってきた。

 秋季キャンプを打ち上げたこの日、早速、手応えをつかんだ。12日からテスト参加していたバーカーのシート打撃をフロント陣が視察。中村、星野相手に7打数で、バットを折り中前へ運んだ1安打だけだった。だが高田GMは「いいんじゃないの。パンチはあるし」と合否決定は先送りしたが、まずまずの評価。広角に打てるクセのないスイングも魅力で“補欠”として、候補リストに残した。

 実現すれば、47年ぶりとなる布陣になる。外国人野手3人が来季開幕戦に出場すれば60年スタンレー・橋本、ラドラ、エディ・武井以来。外国人投手は先発を最低1人は獲得する予定で、契約更新するかどうか慎重に検討しているトーマスの動向次第では、急務の策になる「助っ人偏重」の新打線が誕生しそうだ。【高山通史】

[2006年11月16日9時24分 紙面から]

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