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日本ハム稲葉が日本人野手トップ額で契約

契約更改を終え、満足そうに引き揚げる日本ハム稲葉(撮影・黒川智章)
契約更改を終え、満足そうに引き揚げる日本ハム稲葉(撮影・黒川智章)

 日本ハムの「イナバ・ウアー」が、自身最高の“金”をゲットした。稲葉篤紀外野手(34)が26日、札幌市内の球団事務所で2度目の契約更改交渉を行い、6500万円増の年俸1億4500万円プラス出来高500万円(金額は推定)でサインした。金額、アップ額ともに今オフのチーム日本人野手トップ。来季はプロ13年目で自己最高年俸で、名実ともに中心選手として臨むことになった。

 プロスケーター荒川静香に負けない、歴史的な「金メダル」ラッシュの貢献度が評価された。25年ぶりパ・リーグ制覇、44年ぶり日本一、アジア王者の3冠へ、不動の5番としてけん引。日本シリーズでMVPを獲得し、自身年間最多26本塁打をマーク。特に7~9月は打率3割5分、15本塁打と大爆発した。ファンを「ウアー」と、興奮させるようなラストスパートを演出した。

 基本年俸は前回提示より500万円上積みと、球団も「採点」を見直した。初回も上半身をのけぞらすほどの希望額との大きな開きはなく今回、出来高が付いたことで「納得したし、早かった」とすっきり合意。球団からの新庄氏、小笠原が抜けた来季のチームリーダーとしての期待度も表れた。「若手から声を掛けられる、相談を受けられるような環境をつくりたい」。オフのチームには暗い話題が多いが、稲葉の氷上…、いや表情は、もちろん明るかった。

[2006年12月27日9時7分 紙面から]

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