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日本ハム立石が財政破たんの夕張市救援へ

- 下半身強化に使うスライドボードを用いて投球練習を行う日本ハム立石
日本ハム投手陣最年長の立石尚行投手(36)が、財政破たんした夕張市を元気づける。6日、自主トレ先の千葉・鎌ケ谷で、同市に何らかの支援を行いたい意向を明かした。昨年末にゲスト出演したテレビ番組で住民と接し思い立った。すでに、チームメートにも協力を要請し、支援プランの検討を始めている。
投手陣最年長の「肩書」も生かす。支援策の詳細は今後考えるとした立石だが、まず全選手のサイン入り色紙やバットなどを送る計画について言及。チームメートに理解を求めるため「先輩の権限を使ってもいい」と話した。1軍登板ごとの一定額の寄付や、夕張市民を札幌ドームへ招待する計画も頭にある。「一緒に頑張りましょうと伝えたい」と、住民を直接元気づけられるものを考える。
昨年12月28日、北海道ローカルのテレビ番組にゲスト出演した。スタジオの画面で昨年6月に自治体の倒産にあたる「財政再建団体」への移行を表明した夕張市の窮状をあらためて知った。市民代表の女性と電波を通して会話も交わした。「きつい生活でも一生懸命にもちつきをして、前向きに生きようとしていた」。北海道に本拠地を置く球団の1人として、黙っていられなかった。
5日に自主トレを開始し、早速3年目の菊地に声を掛けた。「(夕張は)野球どころではないかもしれないが、何かできないか」。この日までに数人の選手からの協力も取り付けた。
大学・社会人ドラフト3巡目の糸数は夕張に後援会が発足予定。「お立ち台で『夕張の皆さん、元気ですか』と話してくれるだけでいい」。立石は今季の目標を「1軍に上がること」と謙虚に設定しながらも、大きな社会問題にも挑んでいく。【北尾洋徳】
[2007年1月7日8時25分 紙面から]
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