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ダルが産休?サエコ夫人の元へ一時帰省

 日本ハムのダルビッシュ有投手(21)が、今キャンプ初の「産休」に入った。8日の休日を利用し、7日の練習後、キャンプ地の沖縄・名護を離れ、都内へ“一時帰省”した。出産を間近に控えるサエコ夫人を激励するため、休日を有効利用したとんぼ返りとなった。

 練習後、宿舎に戻ったダルビッシュは「休日? ゆっくりしますよ」とはぐらかしたが、愛妻を“救援”する責任を感じていた。空路、都内へ移動。わずか1日限りだが、3月に出産予定の妻を精神面でサポートする、夫としての役割を果たすため駆けつけた。

 キャンプ中の“離脱”はケガ以外では珍しいが、以前から球団はダルビッシュから帰省の要望があれば認める方針を示していた。島田チーム統轄本部長は「練習に支障がないようなので」と承諾した。8日中にキャンプ地に戻れば、9日の第3クール初日に通常通り参加できる。

 慌ただしい帰省だが、ダルビッシュ自身にもプラスになりそう。夫人とは毎日、電話連絡をしているというが、様子を直接確認することで、今後の練習により集中できる利点もある。都内の滞在時間は24時間に満たないかもしれないが、ストレス軽減にもつながる。

 この日はブルペンで今キャンプ最多の70球。昨年は「遊び程度」というフォークボール11球を交えた。厚沢投手コーチは「今回見たらすごい落ちている。使えるよ」と太鼓判を押した。首の張りこそ訴えたが「指に掛かった直球は、去年の今ごろとは比べものにならない」と充実の表情だった。【村上秀明】

[2008年2月8日9時25分 紙面から]

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