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新生・日本ハム攻守にミス…ちぐはぐ船出

試合後、ベンチでミーティングする日本ハム首脳陣と選手(撮影・黒川智章)
試合後、ベンチでミーティングする日本ハム首脳陣と選手(撮影・黒川智章)

<オープン戦:日本ハム3-7横浜>◇1日◇名護

 新生・日本ハムが、不安いっぱいの船出をした。攻守にミスを連発。ヒットエンドランの失敗に、投手と内野手のサインプレーの連係などにも、ほころびが出た。監督交代した新チームならではのちぐはぐさもあり、3-7で完敗した。

 名護滞在の最終日は、後味が悪かった。試合終了直後の一塁側ベンチ。コーチと選手が集合して、緊急ミーティングが突如、開かれた。金子誠、田中らが意見をし、真喜志コーチと考えをすり合わせる。帰り支度をしていた宮本が呼び出され、厚沢投手コーチ、中嶋兼任バッテリーコーチにサイン確認のレクチャーを受けた。梨田監督はベンチの各所で行われた「会合」の内容を、耳をそばだてて聞くだけだった。

 オープン戦初戦とはいえ、この日が実戦12試合目。イージーミスが攻守で目立った。一番の問題は、監督、コーチ交代による守備のサイン変更への対応。走者二塁の場合には二塁手または遊撃手がけん制のサインを出す。田中は「監督が代わればいろいろある」と多くは語らなかったが、投手のサイン見落としなどがあったようだ。

 野手が二塁ベースへ入っているにもかかわらず投球をすれば、守備態勢に影響が出て命取りになりかねない。梨田監督は「(話し合いの内容は)サイン。守備側の、ね。投手がちょっと対処できていない」と指摘。攻撃ではエンドランでポップフライを打ち上げて進塁させられず、打者が空振りをしての盗塁失敗まであった。5回に低めのボールを空振りした森本を、平野打撃コーチが「何、空振りしてんだ!」と一喝。一瞬、不穏な空気も漂った。

 開幕までオープン戦は残り10試合。「失敗はあるけれどいろいろと仕掛けてやっていかないといけない」。梨田監督はポジティブに早期修正を見据えた。チームが生まれ変わっていくために必要な“化学反応”が開幕前に起きたことが、救いだった。【高山通史】

[2008年3月2日8時48分 紙面から]

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