第5戦日本ハム・セギノールが勝負決める千金弾

- 6回裏、セギノールが右越え本塁打を放ちガッツポーズ(撮影・樫山晃生)
<日本シリーズ:日本ハム4-1中日>◇第5戦◇26日◇札幌ドーム
日本ハムのフェルナンド・セギノール内野手(31)が勝負を決めた。同点の6回裏1死三塁。カウント1-2からのカットボールをとらえ、右翼スタンドへ運んだ。値千金の勝ち越し2ラン。本拠地での優勝を願う札幌ドームは、大興奮につつまれた。まだ6回というのに、セギノールも勝利を確信していた。まるでサヨナラ本塁打のように、ゆっくり、ゆっくりとベースを回った。ホームを踏むと、ベンチ前で新庄とがっちり抱き合った。まさに決定的な1発だった。
「ちょっと詰まった当たりだったことは覚えているけど、その後はどうか覚えていないんだ。みんなが喜んでいるから、入ったんだと分かった。これほどうれしい1発は初めてだよ」。セギノールは興奮したように話した。第2戦に続く本塁打で、MVPの有力候補に躍り出た。最終的に稲葉に奪われたものの、優秀選手に輝いた。来日4年目の主砲はチームにとって大きな存在であり続けた。
[2006年10月27日付紙面から]