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第34回日刊スポーツ旗争奪少年野球春季大会
新琴似シャークが秋春連覇!全道226チームの頂点に

新琴似シャークの選手たちは最優秀選手賞の小野投手を胴上げし、優勝の喜びを爆発させる
全員五厘刈りで伸び伸びプレー
◇1日◇札幌コミュニティドーム(つどーむ)◇準決勝、決勝
新琴似シャークが初優勝を果たした。決勝で山の手ベアーズスポーツ少年団を4―1で下し、昨年の秋季大会に続いて2冠を達成。226チームの頂点に立った。平岡カウボーイズと北白石ワイルドナインが3位に入賞した。
決勝の相手は、昨年の秋季大会と同じ山の手ベアーズスポーツ少年団との対戦となった。昨秋の優勝以来チームの合言葉は「秋、春の連覇」。全員が新琴似南小という選手は、髪の毛を五厘刈りでそろえ意気込みを表した。試合前に石田敏夫監督(59)から「楽しく戦え」と助言された通り、選手たちは伸び伸びとプレーした。
試合を決めたのは2-1とリードして迎えた4回表だ。1点を奪ってなお2死三塁から、2番小山悠二郎(5年)が「アウトコースの高めの球を思いっきり振った」という打球は左前適時打となり、4点目の走者がホームイン。大きな追加点になった。
学校でリレーの選手という佐藤圭梧(6年)が2盗塁と足で相手をかき回し、守っても5回裏1死一、二塁のピンチで相手打者の三塁への痛烈な打球を松井駿樹(6年)が好捕。そのまま一塁へ送球して併殺を奪う「今日一番のプレー」を披露した。バックに盛り立てられた小野祐綺(新琴似南小6年)は制球に気をつけながら7回を完投し、最優秀選手賞に選ばれた。
一丸となったプレーは毎日朝5時から約2時間半、土日曜の試合後も夕方6時半まで行う練習で培った。6年生は卒団するが「チームとしての次の目標は、秋季大会の優勝ですね」と石田監督は自信の笑みを浮かべた。
▼秋、春の2冠は新琴似シャークで7年ぶり5度目。第1号は74年秋、75年春を制した平岸ファイターズで、東ハリケーンが2度(87年秋と88年春、99年秋と00年春)、北郷リトルジャイアンツが1度(90年秋、91年春)ある。
山の手ベアーズはリベンジならず
昨年の秋季大会決勝と同様、山の手ベアーズスポーツ少年団はまたしても新琴似シャークに敗れた。優勝を目指して練習を重ねてきただけに、選手たちは敗戦のショックで言葉を失った。準決勝、決勝を1人で投げきった梅津亮汰投手(札幌山の手南小6年)は「悔しいです」と一言だけ話した。攻守ともに互角の戦いを見せながら、勝負どころでのミスが目立った。青坂登喜男監督(64)は「技術的な差より、試合に勝ちたいという気持ちで負けていた」と敗因を分析し「ここで満足してほしくない」と選手たちの奮起を期待した。
[主催] 北海道日刊スポーツ新聞社、日刊スポーツ野球クラブ
[後援] 札幌市、朝日新聞北海道支社、北海道テレビ放送
[協賛] 北辰フーズ
[協力] 内外ゴム