このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 北海道 > それゆけ!!チェルビーズ > 連敗に「次こそ主将里田まいと勝ちたい」



チェルビーズ・ニュース

連敗に「次こそ主将里田まいと勝ちたい」

試合終了後、悔しくて涙を流す庄内(左)を励ます今野(中央)藤本
試合終了後、悔しくて涙を流す庄内(左)を励ます今野(中央)藤本

 次こそ、まいちゃんと初勝利だ! サッポロチェルビーズはレディース・ノービスリーグの第2節(7月22日)でCEILO MEGEREに0-2で敗れ、公式戦デビューだった第1節に続いて連敗を喫した。大黒柱の里田まい主将(23=カントリー娘。)はスケジュールの都合がつかず欠場。チームメートにとって、あらためて頼れる主将の存在感を実感する日となった。

 試合は完敗だった。前半6分、ミスから得点を許すと防戦一方になった。攻撃のチャンスもつくれず、後半終了間際の8分に2点目を失った。シュート数は相手の16本に対してゼロ。原因は明確だった。里田主将の不在が大きく響いていた。守りの要を失ったDF陣は安定せず、攻め手もなかった。開幕戦のペレーダLFC戦(1-2)に続き、連敗となった。

 里田から活を入れられていた。試合前、ライブで多忙の里田から「今日の対戦チームはどう?」「とにかく頑張って!」など1人1人に激励の電話が入っていた。室田千佳は「安心した。いつでも、チームを気にかけてくれている」と言う。チームメートはこの日、ピッチ内外で里田主将の存在感をあらためて強く実感した。

 里田は常に周りを意識している。6月中旬の練習中、柴田果歩は左ひざを抑えながら、必死に練習に励んでいる姿をだれよりも先に見つけた。すぐに声を掛け、練習を止めた。左ひざのじん帯を断裂していた柴田は「まいちゃんがいると、安心してできる」という。練習中、ボールや用具の後片付けを積極的に行い、練習後はチームメートを集めて「声が出ていない」「もっとパスを出して」とミーティングを実施することもあった。

 練習や試合では、チーム1の運動量で汗だくになる。髪が汗でぐっしょりになろうが、メークが落ちようが、鏡を見ることさえないという。池田静香は「いつも自然体です」と話す。だれよりもフットサルに真摯(しんし)に向き合う姿が共感を呼び、テレビのクイズ番組で珍解答を連発するような素朴な素顔が周囲を引き込む。5月の豊平川ラン&ウォークに参加したとき、チームメートと談笑中、「律儀」という単語を聞くと「何それ?」と不思議な顔をしたという。

 2月にチームを旗揚げしてから、公式戦はもちろん、練習試合でさえ勝利を味わっていない。第3節の19日には、頼れる主将が戻ってくる。だからこそ、GK藤本聖菜は「次の試合はまいちゃんと勝ちたい。いいプレーを見せたい」と意気込んだ。悲願の1勝へ、チームの結束力は確実に高まっている。【長島一浩】

[2007年8月1日 紙面から]



このページの先頭へ