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五十嵐浩晃らが札幌市民会館で惜別ライブ

北海道フォーク・シーン2007に参加する五十嵐浩晃
北海道フォーク・シーン2007に参加する五十嵐浩晃

 北海道ゆかりのフォークシンガーが、札幌市民会館の最後に彩りを添える。五十嵐浩晃、佐々木幸男、すずき一平、みのや雅彦、山木康世(元ふきのとう)、いなむら一志の6人が来年1月26日、「北海道フォーク・シーン2007 札幌市民会館メモリアル・コンサート」を開く。来年1月で閉館する同館に感謝の意を込めたイベント。長年コンサート会場として親しまれてきた同館との思い出を、それぞれに語ってもらった。

 81年、「ペガサスの朝」がヒットし脚光を浴びた五十嵐は、初めてプロのアーティストを見たのが札幌市民会館だった。当時のステージは今も忘れられないという。プロを志す前の大学1年のとき、アマチュアフォークコンサートを見に出掛けた。ゲストの荒井由実が歌った「ルージュの伝言」の華やかさに感激した。

 五十嵐「風船と紙吹雪が空から降ってきたんですよ。ホントにびっくりした。コンサートといったら、子供時代に見たウィーン少年合唱団。苫小牧に住んでいたころに三田明さん、菅原洋一さんが来た。月形に住んでいたときには村田英雄さんを見たかな。当たり前だけど、違った。一生忘れないですよ。ライブをやりたい、毎日でも歌いたい、自分で何かを表現したいと強く感じましたね」

 19歳で見たステージがきっかけの1つになって、プロを目指した。21歳だった大学3年のとき、初めて札幌市内のライブハウスで歌った。その後オーディションに合格し、大学卒業後にデビュー。あこがれていたステージに、プロとして上がれるようになった。

 五十嵐「市民会館のステージって、視界が広くて、客席の傾斜がゆったりしている。歌いやすい。いいんですよ、これが」

 メモリアルコンサートは、同じ北海道を中心に活動してきた先輩アーティストらと一緒にステージに上がる。初のジョイントだ。

 五十嵐「ワクワクしますね。自分の曲のほか、北海道から売れた曲を歌いたい。プロを目指すきっかけを与えてくれた市民会館に感謝の気持ちを込めて歌いたいと思っていますよ」

 来年1月のステージを、今から心待ちにしている。

 ◆山木康世「35年前ここで「サムソン・ライク・ユー」として初めて歌った。34年前ここでかぐや姫を見た。31年前ここで「ふきのとう」として歌った。2007年、ここで歌えることに誇りとともに感謝を感じる」

 ◆すずき一平「札幌生まれの自分にとって子供のころからのあこがれの場所。昔、来日したウィーン少年合唱団の声に魅せられ、いつかこのステージで歌えたらと、夢見た少年時代。歌う今があるのは、札幌市民会館の存在があったからにほかならない」

 ◆みのや雅彦「27年前、18歳のときに初めて札幌市民会館のステージで歌った。STVラジオのヤングハート全道アマチュアフォークコンテスト決勝大会に、もちろんアマチュアとして出場した。1000人を超える観衆の前で歌うのは初めてで、その興奮と緊張は今でもはっきり覚えている。僕の歌手としてのプロローグ。それは札幌市民会館から始まったのだ」

 ◆佐々木幸男「バスセンターがまだ大通公園を囲むようにあったころのことで、札幌の中心はこの公園にあり、何か催し物(う~ん、古い言い方だが)があるときは、市民会館。ここでやったコンサートは僕の自慢だ」

 ◆いなむら一志 1969年だったか。第一巻第百章としてライトミュージックコンテスト(LMC)の道代表の発表を待つ間、ひとり、ロビーのベンチに座っていた。あの堅さは今も忘れない。(札幌市民会館のロビーのベンチにて)。

 ○北海道フォークシーン2007

 ◇日時 07年1月26日、午後6時開場、6時30分開演

 ◇場所 札幌市民会館(中央区大通西1丁目)

 ◇チケット 4500円(全席指定)、チケットぴあ(Pコード:241・914)、ローソンチケット(Lコード=18693)、大丸プレイガイド。

 ◇問い合わせ MIN-ON札幌=電話011・642・5601、エス・アール電話011・846・7878。

[2006年10月31日11時9分]


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