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内藤大助特集



年齢のハンディ克服がカギ

<決戦10・11内藤vs大毅>

 内藤-大毅のWBC世界フライ級戦は、過去国内最大の15歳差対決になる。33歳の王者に対し挑戦者は18歳。この年齢差は勝敗にいかに影響するのか。日本ボクシングコミッション(JBC)の大槻穣治ドクター(49)が分析した。

 体力面では若い大毅が有利になる。男性は33歳になると運動能力が7~8%落ちる。大槻氏は「加齢の影響が大きいのはスピードより持久力。瞬発力低下が2%に比べ、持久力は15%以上も低下します。伸び盛りの大毅に対し内藤は下降線といえます」と説明する。

 内藤は体力のハンディをキャリアと技術でカバーすることになる。ただ陣営は体力面でも大毅に十分対抗できると踏んでいる。女子マラソンの小出監督の門下生・野木丈司トレーナーと徹底した走り込みを積んできた。「20代より持久力はアップしている」と野木トレーナーは自信を見せる。

 一方でボクシングの場合、若さはプラス材料だけではない。大槻氏は「10代は肉体も成長期だから、減量が苦しくなるかも」と話す。しかも大毅は今回初めてフライ級(50・8キロ)に落とす。一方の内藤は同級で日本、東洋、世界王座とキャリアを積んでおり、体重調整にも慣れている。

 大槻氏は「個人差もあり、年齢の影響はあくまで1つの要素です」と話す。しかし、年齢差の及ぼす影響は決して小さくはない。決戦までどちらが年齢のハンディを克服できるか。それが勝敗を分けそうだ。【バトル取材班】

[2007年10月3日 紙面から]



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