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駒大9季ぶりVへ駒苫日本一トリオ燃える

おなじみNO・1ポーズをつくる駒苫日本一トリオ(左から林、岩田、佐々木)
おなじみNO・1ポーズをつくる駒苫日本一トリオ(左から林、岩田、佐々木)

 新生・駒大に「高校日本一トリオ」あり! 11日の東都大学野球春季リーグ・駒大-亜大戦(神宮球場)で、今春駒大苫小牧高から進学した林裕也二塁手(1年)がスタメンデビューする。駒大は今季から小椋正博新監督(52)に代わり名門復活へ一丸。日本一主将だった林は04年夏の甲子園V戦士・佐々木孝介一塁手(2年)岩田聖司投手(同)とともに、チームを9季ぶりの優勝に導く。

 夏の甲子園で2度頂点を味わった林が、今度は大学で日本一を狙う。東都春季リーグはすでに開幕したが、駒大の初試合は11日の亜大戦。昨年からレギュラーだった佐々木、岩田はもちろん、林もスタメン二塁が決定的だ。

 先輩・佐々木とは高校時代と同様、二遊間コンビを組む予定だったが、4番だった新井が卒業した後の一塁を佐々木が任されることになったため、一、二塁コンビに変更。それでも「隣同士なのは変わらないから全然OKです」と林はやる気十分。寮でも同室となり、日本一主将コンビで暮らす毎日だ。

 オープン戦では林は2番で28打数6安打(2割1分4厘)と不本意な成績だった。「木のバットに変わってやはり全然違いますね」と戸惑った。守備でもグラブから球がこぼれる失策が多く「グラブに愛されていないのかなと、今は1日3回グラブを磨いています(以前は1回)」と苦労を語る。

 小椋新監督は駒大苫小牧が本州キャンプに行った時は臨時コーチを務めるなど、林らとは顔なじみの間柄。ただし「高校の日本一は忘れろと言ってある。大学は大学。栄冠を引きずるようでは大成しない」と特別扱いはなし。林には本番では6、7番の気楽な打順で打たせる予定だが「慣れてきたら1、2番もありますよ」という。厳しい監督の言葉だけに重みがある。

 母校の駒大苫小牧は卒業した一部の3年生の不祥事から、センバツ辞退を余儀なくされた。事件を起こした同じ世代という責任を痛感する林は「下級生たちには大学で頑張っている姿を見せることが、僕らにできること。きっと夏、V3をやってくれると思う」と自らを奮い立たせるように言った。【本郷昌幸】

[2006年4月8日8時42分 紙面から]


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