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NTT飾る最終勝、20日東邦ガスと初戦

- 真剣な表情でティー打撃をするNTT北海道主砲山内
18日に開幕する社会人野球日本選手権(京セラドーム大阪)の組み合わせが2日に決まり、NTT北海道(6年ぶり7度目)は大会3日目の20日、1回戦で東邦ガス(愛知)と激突する。今季限りの活動休止が決まっており、勝っても負けても最後の大会。チームは和歌山のミニ合宿と強化試合のため今日3日、ラスト遠征に出発する。
記念すべき創部50周年の年に今季限りでの活動休止が決まったNTT北海道。今大会が正真正銘の最終章になる。2日、大阪で行われた組み合わせ抽選会に乗り込み、自らくじを引いた池本祥吾監督(44)は「オープン戦でも当たったことがない相手だが、若い選手が多く最近は勢いがあるようだ。でもうちの野球をすれば勝機はある」と決意を語った。
電電北海道として発足したチームは、若松勉氏(前ヤクルト監督)ら好選手を輩出、道内社会人野球「5強」の一角を形成した。99年にクラブチームとなった後も急激に弱体化することなく、9月の道予選では劇的な逆転勝ちで6年ぶりの代表切符を獲得。「まだ野球がやれる」とナイン全員が涙を流した。10月31日に行われた壮行会では「駒大苫小牧、日本ハムに続いてほしい」とげきが飛んだ。
強化合宿も今回で最後になる。和歌山・湯浅町でミニキャンプを張り連係プレーなどを最終チェック。大阪入り後は10日の松下電器を皮切りに、14日のNTT西日本まで日本選手権出場のライバル4チームとのオープン戦で強化する。
07年で40周年を迎えるはずだった応援団も幕を閉じる。山本貴広団長(35)は「応援するチームがなくなるので必然的に…。最後はしっかり見届けたい」。約40人のメンバーで一心同体の野球部をサポートする。
ファイナルラウンドで狙うは、クラブ化後まだ果たしていない全国での勝利。主砲の山内誠内野手(33)は「応援団と一緒に1日でも長く戦いたいし、相手より1点多く取ること以外は欲張らない」。柿原信教主将(34)も「1分1秒でも長くやりたい。長くやるには勝つしかない」と決意を話した。NTT最後の20戦士が有終の美へ-。カウントダウンが始まる。【村上秀明】
[2006年11月3日8時48分 紙面から]
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