このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 北海道 > ニュース


北海道メニュー

楽天・田中が苫小牧から那覇2300キロ移動

午後6時45分、那覇空港に降り立った楽天・田中(撮影・たえ見朱実)
午後6時45分、那覇空港に降り立った楽天・田中(撮影・たえ見朱実)

 マー君こと楽天黄金ルーキー田中将大投手(18=駒大苫小牧)が1日、ドタバタ劇でキャンプインする。1月31日、北海道からキャンプ地の沖縄・久米島の手前の那覇まで約2300キロ、気温差約16度の大移動を敢行。午前中に高校の卒業試験があったため出遅れ、あと1歩で久米島へたどり着けなかった。1日に朝一番の飛行機で久米島へ移動し、空港からグラウンドに直行。球場で初のユニホームに着替える前代未聞の珍スタートでプロの1歩を踏み出す。

 さすがにマー君はグッタリの様子だった。北海道から沖縄まで、日本列島縦断の約2300キロの大移動。午後0時半に北海道・苫小牧の寮を出発して約6時間、しかも気温3度から19度の温暖な地への過酷な長旅だった。やっとの思いで到着した沖縄・那覇空港では、キャンプへの意欲を語った。

 田中「1つでも多くのものを得られるように頑張りたい。先輩の姿を見て、吸収できるところは吸収していきたい。明日は体調と相談しながら、やっていきます。ブルペンも体調次第です」

 この日、午前中に卒業試験を受けた。当初から1日で久米島までの移動は厳しい状況だったが、那覇から久米島への最終便は午後5時45分発。あと1時間早ければ間に合っただけに、1歩届かなかった。だが田中は「今日は、ここまでで良かったと思います」と前向き。前夜は試験準備で午前2時就寝。寝不足で睡眠時間を確保できるからとプラス思考だった。

 球団から高校側にキャンプに間に合うよう配慮を求めたが、あえなく却下された経緯がある。米田球団代表は「本当は昨日(1月30日)の必勝祈願に間に合うと良かったんだけど」と本業優先で執拗(しつよう)な依頼もしなかった。それでも1日のキャンプインにはドタバタ劇ながら、間一髪間に合う予定だ。

 朝一番の那覇発7時45分の飛行機で久米島に8時20分に到着する。そのまま久米島空港からグラウンドに直行。球場で初の真新しいユニホームに着替えて、午前10時開始の練習に合流する。異例のプロスタートとなるが、紀藤投手コーチは「まあ、オレも1年目は(合流が)遅れたし、問題ないよ」と不安を一蹴。野村監督も「急いではことを仕損じる」とマー君に期待を寄せる。

 新千歳空港ではファン約20人からプレゼントを手渡された。一方、久米島空港では待ち受ける島民ファンから「今日はマー君は来ないのか~」とのボヤキがもれた。すでに大物ルーキーの注目度は全国区。いよいよ、マー君がプロの世界に1歩をしるす。【金子航】

[2007年2月1日9時5分 紙面から]

関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー

芸 能
社 会


このページの先頭へ