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道東海大が5年ぶり秋制覇/北海道6大学

道東海大の選手は高橋監督を胴上げする
道東海大の選手は高橋監督を胴上げする

<北海道6大学野球:道東海大5-3苫小牧駒大>◇第5節最終日◇23日◇苫小牧緑ケ丘

 道東海大が5年ぶり6度目の秋季リーグ制覇を果たした。第2試合で苫小牧駒大を5-3で破り、8勝1敗1分け。第3試合で東農大生産学部が旭川大に3-5で敗れたため、最終戦までもつれた優勝争いに決着がついた。道東海大はこの日出場した11人全員が道外出身。北海道で一旗揚げたいという気持ちが原動力だった。

 第1関門を突破した。優勝決定の瞬間、部員35人はスタンドで人さし指を突き上げて喜びを分かち合った。森下忠信主将(3年=東京・二松学舎大付)は「セレクションで落とされたチームを見返そうと思ってやってきた」と話す。部員の8割の28人が関東を中心とした本州からの「野球留学生」。名門大の選抜試験で不合格になった選手も多く、全国大会が行われる神宮に対するあこがれも強い。

 入学当初は環境に慣れず不安を抱えるが、全選手が寮生活という中で次第に打ち解ける。西田義則左翼手(4年=千葉敬愛)は「風呂上がりに下着1枚でストレッチをしながら高校時代の思い出を話した」と1年生当時を振り返った。強い仲間意識は、この秋に向けて一層強固になった。

 札幌6大学との交流戦などで負け、高橋葉一監督(42)は7月に2週間、全体練習を中止した。細川大樹投手(4年=千葉・東海大浦安)は「寮の食堂で全部員で話し合った」と言う。自覚の欠如を反省し、自主練習に励んだ。高橋監督は「優勝はあの期間を乗り越えた選手の頑張り」とたたえた。明治神宮大会出場をかけた戦いはまだ続く。10月12日開幕の北海道・東北地区王座決定戦(青森県総合運動公園野球場)で第2関門に挑む。【北尾洋徳】

[2007年9月24日9時4分 紙面から]

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