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とかちフェアスカイFC、目標JFL入り

道リーグ初参戦に向け、気勢を上げる「フェアスカイ」のメンバー
道リーグ初参戦に向け、気勢を上げる「フェアスカイ」のメンバー

 目指せ未来のJリーグ入り! 帯広市を拠点としているサッカーのクラブチーム、とかちフェアスカイFCがJFL入りを目指して始動する。創部11年目の今季からチーム名を変更し、帯広市出身の元Jリーガー松島仁(25)をメンバーに加えて再出発。改名後の初公式戦は、5月14日開幕の北海道リーグになる。

 夢プランの土台づくりに動きだす。とかちフェアスカイFCが、昨季の全道ブロックリーグ決勝大会1位で、今季から北海道リーグに初参入。菖蒲(しょうぶ)友幸監督(34)は「やるからには上のカテゴリーという意識がある。5年くらいをメドにJFLに上がりたい」と意気込む。

 昇格を機に、昨季までのルードボーイズから現チーム名に改名した。「十勝晴れと公平の精神、十勝のサッカーファミリーが共有できる空」との思いがある。選手は介護士や教員、会社員ら20~35歳の27人。全員が十勝管内在住だ。今季から目玉選手も加入した。Jリーグ清水、甲府に在籍したFW松島が昨年末に帰郷し、ジュニアチームのコーチをしながら4季ぶりに現役復帰した。「なるべく試合に出て取られたら取り返す厳しさをプレーで見せたい」とプロ魂を伝授する。

 追い風もある。北海道サッカー協会が設定する中長期目標「2015年プロジェクト」ではJFLチームの創設をうたっている。同協会の出口明専務理事は「15年と言わず3年以内にチームを送り出す」と本腰を入れる。そのため、全チームに計画書の作成を義務付け、ヒアリングを実施する予定。「やる気度」をチェックし、可能性があるチームには道リーグで優勝しなくても、全国地域リーグ決勝大会の出場権を与える方針だ。同協会もお墨付きを与えたチームには、スポンサー企業を紹介するなど協力していく構え。現時点でその最有力候補はとかちフェアスカイとなる。

 最短で07年からのJFL入りも不可能ではないが、現実問題として資金面など難題は多い。それでも、新ユニホームなどの準備費用(約150万円)は、名乗りを上げた地元4社のスポンサーからの援助金。今春には後援会も発足した。帯広地区は協会の選手登録の割合が、80人に1人と全道一で、サッカーの盛んな土地柄だ。DF小川泰宏(29)は「きっちりと土台を築いていきたい」という。まだ遠い存在だが、今年、Jリーグ入りへ確かな第一歩をしるす。

 ◆北海道リーグ 全国に9つある地域リーグの1つで、1978年(昭和53年)に第1回を開催。前身の北海道電力時代から現在3連覇中のノルブリッツ北海道など8チームが2回ずつの総当たりで争う。06年度は5月14日、とかちフェアスカイFC-ベアフット北海道戦(幕別町陸上競技場)などで開幕。年間順位7、8位がブロックリーグに自動降格で、2部に相当する道ブロックリーグ決勝大会1、2位チームが昇格。

[2006年4月11日8時36分 紙面から]


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