このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 北海道 > ニュース


北海道メニュー

室蘭大谷が2年ぶり王座奪還/サッカー

2年ぶりの王座奪還に喜びを爆発させる室蘭大谷イレブン
2年ぶりの王座奪還に喜びを爆発させる室蘭大谷イレブン

<サッカー:高校総体北海道予選>◇23日◇釧路市民陸上競技場◇準決勝、決勝

 サッカーは室蘭大谷が2年ぶり24度目の優勝を飾った。全国切符が懸かった準決勝で北海を1-0で下し、決勝では昨年王者の帯広北に2-1で逆転勝利を挙げた。昨秋の北海道新人戦に続き2冠を達成。名門が復活を果たした。

 1点ビハインドの後半6分、右CKにFW宮沢裕樹(2年)が反応し、体を横に倒しながら頭で合わせ同点。その10分後、またも宮沢が右からのクロスをヘッドで押し込んで逆転した。2得点のエースは「強い室蘭大谷を目指し、この大会にかける気持ちは強かったので、全国出場はうれしい」と喜んだ。

 昨年10月の選手権道予選準々決勝で北海に敗れた(0-1)。70年以降、同大会ではすべて決勝進出を果たしていたが、初めて逃した。伝統校のプライドは傷つけられた。それから本格的な意識改革が始まった。

 同10月下旬、及川真行コーチ(31)が日本代表MF中田英の「勝つための心得」を選手に紹介した。「勝ちたいから走る。勝ちたいから声を出す。勝ちたいから…」。A4用紙に書かれたプリント用紙を部室に張った。王者奪還を心に刻んだ。この日も最後まで勝つことを信じて戦い、逆転劇が生まれた。

 加藤栄治監督(49)は「全国ではベスト8を目標に置く。走り込み、スタミナをさらにつける」と気を引き締めた。時代は変わったが、伝統校の意地と執念は衰えを知らない。失った時間を取り戻す旅が、また始まった。【長島一浩】

[2006年6月24日8時59分 紙面から]

関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー



このページの先頭へ