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道文教大明清が無傷16連覇/女子サッカー

寝転がって喜びを表す道文教大明清イレブン
寝転がって喜びを表す道文教大明清イレブン

<北海道高校女子サッカー:道文教大明清4-1室蘭大谷>◇最終日◇17日◇室蘭市入江運動公園◇決勝

 道文教大明清が室蘭大谷を4-1で破り、92年の第1回大会から無傷の16連覇を達成した。前半12分にFW安藤沙紀(3年)のゴールで先制すると、FW高瀬愛実(2年)の2得点などで加点。ライバルを圧倒し、道ナンバーワンの座を守った。7月に行われる全国大会(28日から、静岡)では、過去最高記録の4強超えを目指す。

 勝利を告げるホイッスルが鳴り響くと同時に、道文教大明清の選手全員が両手を突き上げた。前人未到の16連覇。偉大な先輩が築き上げてきた栄光の重圧から、ようやく解き放たれた瞬間。「うれしいです。絶対に負けられなかったので、全員で頑張りました」。MF森美里主将(3年)は、“軽くなった”体全体で喜びを爆発させた。

 前半12分、FW安藤がゴール右45度から右足を振り抜き先制。同20分、後半22分には、今大会10得点を挙げたFW高瀬が持ち前の決定力を発揮。室蘭大谷に付け入るすきを与えなかった。

 見えない敵と戦ってきた。「去年も先輩たちと優勝したし、毎日重圧と戦ってきました」と高瀬は振り返る。過去15年間の快挙は、そのままプレッシャーとなってのしかかっていた。しかし、それをはね返す力をくれたのも先輩だった。

 同校も参加する道女子サッカーリーグには、ライバルチームに数多くの卒業生が在籍している。試合が終われば、いつもアドバイスを送ってもらった。「ナンバーワンになるためにはナンバーワンの練習を」という教えの下、妥協を許さない走り込みで体力をつけた。今大会直前にも激励メールが届いた。「力になりました」と高瀬も白い歯をのぞかせた。

 その先輩たちが越えられなかったのが、全国大会準決勝の壁。04年の3位が最高と、決勝進出はない。「去年よりバランスのいいチームに育っている。北海道の代表として恥ずかしくない戦いをしたい」と高崎裕治監督(56)は手応えを口にした。しっかりとバトンを受け継いだ新チームが、全国の舞台へ、新たな歴史を築きにいく。【本間翼】

[2007年6月18日9時13分 紙面から]

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