このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 北海道 > ニュース


北海道メニュー

サッカー室蘭大谷が大逆転劇!/高校総体

残り5分、PKを得て反撃の1点目を挙げた室蘭大谷・宮沢主将
残り5分、PKを得て反撃の1点目を挙げた室蘭大谷・宮沢主将

<全国高校総体:室蘭大谷2(5PK4)2山形中央>◇30日◇サッカー◇佐賀・白水大池公園多目的広場ほか◇1回戦

 サッカーは鮮やかな大逆転で室蘭大谷が2回戦に進出した。山形中央(山形)に0-2とリードされる苦しい展開ながら、残り5分から同点に追いつき、PK戦を5-4で制した。U-18日本代表のエースストライカー宮沢裕樹主将(3年)の下、イレブンは04年以来3年ぶりの初戦突破を果たした。

 試合終了まで残り5分。ここから2点を追う室蘭大谷イレブンが爆発した。きっかけはやはりこの男、複数のJクラブが熱い視線を送る宮沢だ。敵ゴール前、相手の反則で得たPKをきれいに決めた。反撃の1点目。2トップのもう1人、柿本隆(3年)がその1分後、正面からゴールを割る。宮沢から送られた縦パスをきれいに蹴り込んだ。

 決してあきらめない粘りで同点とし、試合はPK戦にもつれ込んだ。だがもう流れは室蘭大谷。5-4で制すると、イレブンは北海道予選決勝の時と同じく人さし指を天に突き上げた。あの駒大苫小牧が甲子園初優勝した時にやって以来、高校生たちの中で流行のNO・1ポーズだ。

 試合は、山形中央が宮沢に最低2人はマークをつける徹底した「エース殺し」で宮沢の動きを封じた。シュートに動けない分、宮沢は柿本にパスを出した。柿本は「あいつが動けない分、オレが動いてやるという気持ちだった。オレも宮沢のためになりたかった」と、FWコンビは息もぴったりだ。

 苦しい試合展開にも宮沢は役目を忘れなかった。「2点目を取られ、さすがにみんな気落ちした。自分が士気を高めないとと思った」と、ゲームの中で「まだ気持ちを切らすな!」と叫び続けた。その思いがイレブンにしっかり伝わっての大逆転劇。選手としては動きを制限されたが、主将の役目は果たした。

 京都、横浜などのスカウトも試合を観戦し、宮沢の注目度の高さを物語った。札幌の佐藤尽スカウトも「今日は少し硬さがあったが、最後はいい形をつくっていた。もっともっとやれる選手だ」と高い評価は変わらない。大黒柱の下、81、85年に経験した準優勝を上回る成績を目指して、室蘭大谷イレブンが突っ走る。【本郷昌幸】

[2007年7月31日9時30分 紙面から]

関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー

芸 能
社 会


このページの先頭へ