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札幌出身のJ1新潟GK北野が球宴初出場

新潟GK北野は大きな手のひらをかざしながら笑顔を見せた
新潟GK北野は大きな手のひらをかざしながら笑顔を見せた

 Jリーグの「JOMOオールスターサッカー」が4日、静岡・エコパスタジアムで開催される。J1アルビレックス新潟のGK北野貴之(24、札幌市出身)がJ-WESTで初出場する。北野はプロ5年目の今季、レギュラーの座をつかみ、リーグ戦とナビスコ杯全24試合にフル出場。サポーター投票は日本代表GK川口にかわされたが、堂々の推薦出場を決めた。「単に出て何かをするのではなく何かを持ち帰ってくることが大事」とさらなる向上につなげるつもりだ。

 新潟入りは札幌大2年で参加した練習がきっかけ。目立った実績もなく、入団後は努力の連続だった。そこでレベルを引き上げた“虎の巻”が、毎日つづる「サッカー日記」だった。体力、瞬発力、コーチングなど日々の練習で足りない部分を明確にし、克服してきた。ひたすら課題に取り組み、チャンスを待った。

 もともと自分を追い込むタイプ。サッカーを始めた札幌旭小には少年団がなく、隣町まで通った。北海高1年の終わりには「自己責任を強く感じることができる」という魅力にひかれ、FW、MFからGK転向を決意。陰で練習を始め、やれる自信をつけてから監督に志願した。

 プロへの決意を固めた札幌大時代は早朝、夕方練習、ジム通いを続けた。帰宅が深夜1時近くになる毎日。「死に物狂いの練習」と周囲は形容した。その姿勢は今も変わらず、最も遅く練習場を後にする。目標は日本代表。「やるからには頂点を目指す」。日本中の注目を集めるオールスターがその試金石となる。【井上学】

 ◆北野貴之(きたの・たかし)1982年(昭和57)10月4日、札幌市生まれ。札幌八条中、北海高を経て札幌大に進学。北海高では横浜MF山瀬功の1学年後輩。札幌大では01年総理大臣杯北海道予選、02年知事杯全道選手権優勝。Jリーグ通算42試合68失点(すべてJ1)。家族は両親と姉。186センチ、81キロ。

[2007年8月4日9時16分 紙面から]

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