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カーリング娘・小野寺が今春にも結婚

トリノ五輪の報告会後、涙を流しながら会場を出る林弓枝選手と小野寺歩選手
トリノ五輪の報告会後、涙を流しながら会場を出る林弓枝選手と小野寺歩選手

 トリノ五輪カーリング代表で「チーム青森」の主将(スキップ)を務めた小野寺歩(27)が、故郷常呂町(現北見市)の中学、高校時代の同級生、小笠原斎(ひとし)さんと結婚することが21日、分かった。この日、青森市で行われた五輪の市民報告会で「北海道に待っている人がいる」と結婚を示唆。同時に地元常呂町に戻って休養することを明らかにした。挙式の日時は未定だが今春にもゴールインし、そのまま引退する可能性が強くなった。

 フィアンセの小笠原さんは、学生時代はバスケットボール部に所属したスポーツマンで、関係者によると「交際歴は約3年」。五輪開幕直前の1月に、常呂町の小野寺の実家で結納も済ませている。父俊幸さん(54)は「時期は両家の話し合いになるが、その方向です」と結婚を認めた。

 小野寺はもともと「また4年続けるにはかなりの勇気がいる」と現役続行に否定的だったが、青森県協会から青森開催の07年世界選手権の目玉選手として、青森拠点での活動継続を強く要請されていた。五輪までバックアップしてもらった経緯もあり、本人は「結婚しないと引退できない」と周囲に漏らしていた。

 「選手を続けるか指導や普及の道に進むか、はっきりしていません」とこの日も去就については言葉を濁したが、日本カーリング協会が5月の理事会で世界選手権の活動方針を決めることなどから、休養したまま引退する可能性が高い。本人も「今後もチーム青森は残る3選手が私たちが果たせなかった歴史をつくってくれると思います」と涙ながらに話し、決意は固まっているようだった。

 「チーム青森」はトリノ五輪で7位入賞と健闘し、日本にカーリング旋風を巻き起こした。この日の報告会にも全国から約350人が集まった。小野寺とともにチームを引っ張った林弓枝(27)も「北海道に戻って自分の今後を考えたいと思います」と休養を表明した。小野寺は23日に行われる常呂町の報告会に出席するため、今日22日に帰郷する。

◆小野寺歩(おのでら・あゆみ) 1978年(昭53)11月25日、北海道・常呂町(現北見市)出身。札幌学院大出。競技は常呂中1年から始める。02年ソルトレークシティー五輪、05年世界選手権スコットランド大会代表。トリノ五輪ではスキップ(主将)を務めた。155センチ、48キロ。趣味は映画観賞、読書、書道。

[2006年3月22日9時20分 紙面から]


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