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ジャンプ原田雅彦氏がコーチとして始動

スタッフと談笑する原田コーチ
スタッフと談笑する原田コーチ

 「原田塾」開講します! 昨季限りで引退したスキー・ジャンプの原田雅彦氏(37)が、コーチとして始動した。10日、宮崎県総合運動公園で雪印の春季合宿がスタート。雨天で軽めの運動のみとなったが、原田コーチは選手に積極的に声を掛けて回った。原田コーチのこの1年の主な役目は主にメンタル面の強化。「1人1人の目標達成の手助けをしたい」と唯一無二の経験を伝授する。

 現役時代、何度となくがけっぷちからはい上がってきた。その奇跡のドラマを支えてきた強いハートを選手に注入する。斉藤浩哉監督(35)は「技術はあるが、メンタルが弱い若い選手が多い。原田の選手時代の姿勢を伝えてほしい」と期待。若手選手の心理面強化のため、近いうちに原田コーチとの「しゃべり場」を用意。「原田塾」開校でイズムを注入する。

 すべてが選手の糧になる。通算74勝、W杯9勝の実績。5大会連続出場の五輪の経験。ジャンパーとしてだれも成し遂げなかった貴重な経験がある原田コーチだからこそ、選手に伝えられることは多い。成長株の渡瀬雄太(23)は「頼りやすく話を聞くのは楽しみ」と話す。

 原田コーチ自身は対話する場について「おいおいね」と言葉をにごした。ただ斉藤監督は「若い選手にはどんどん原田に聞きに行け、と言っている」と選手を後押しする。選手が求めれば「気持ちは選手と一緒に飛んでいる」という原田コーチは応えてくれる。

[2006年5月11日8時50分 紙面から]


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