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日本ハム最終戦に北海道民も燃えた!

スタンドを埋め尽くした満員の日本ハムファン
スタンドを埋め尽くした満員の日本ハムファン

 これぞ道民球団だ。日本ハムのリーグ最終戦を、道産子が一丸となって後押しした。27日のソフトバンク戦で、札幌ドームが4万人を超える超満員の観客であふれかえった。前日26日から場所取りをした徹夜組が出たのをはじめ、開門前には7500人が行列をつくった。上田文雄札幌市長(58)夫妻も駆けつけるなど、今季躍進を続けた日本ハムの大一番に、北海道が燃えた。

 ◆開門前に7500人 この日は開門前に前日を500人上まわる7500人が行列をつくった。外野自由席の先頭に並んだ多田昌弘さん(67)は最終戦の観戦のため、千葉・鎌ケ谷から駆けつけた。職場から2軍の球場が近く、毎日昼休みは練習を見学している。ファンサイトの「鎌ケ谷おじさんの部屋」を開設し、2軍の様子をアップしている。アクセス数は今月から急激に増え、25日現在で74万ヒットを超えた。「移転直後のときから考えると、本当にファンが増えた。信じられない」と最前列で声援を送った。

 ◆全身赤色男 新庄カラーの「赤」に全身を染めた男性コンビが、左翼スタンドで異彩を放っていた。札幌・白石区の本郷通商店街の仲間、小山智生さん(41)横野央さん(27)は白色のユニホームを赤く染め、金髪にした姿で声援を送った。「新庄選手に気付いてもらうようにパフォーマンスは派手にやりたい」と意気込み、声をからしていた。

 ◆修学旅行生も大声援 枝幸中の3年生56人が体育着姿で応援した。札幌への修学旅行の行程の1つとして、1年前から予定に組み込まれていた。木村愛さんは普段は野球を見ないが、大盛り上がりの最終戦となり「こんな貴重な試合に来られるとは思ってもみなくて昨日からドキドキしていた。テレビで見る以上に感動しています」と同級生らとともに札幌ドームの余韻にひたっていた。

 ◆弁当は40分で完売 新庄本人以外に弁当にも別れを惜しむファンが続出した!? 7月に発売開始された2種類の「新庄弁当」(価格1200円)がグッズ、弁当売り場での1番人気で、各スタンドで約80個を扱っているが、早いところでは開場から約40分で売り切れとなった。店員は「今までで一番早い売れ行きですね」と驚いていた。

 ◆新庄マスクを掲げ 札幌・東区のファイターズ通り商店街の応援団は、新庄マスクを持参しスタンド最上段で盛り上がった。井上朋久さん(31)と藤八めぐみさん(36)は市内の量販店で3000円で購入。藤八さんは「今年は50試合以上観戦しました。12球団のユニホームを着て応援したり、最高の1年。このまま日本シリーズまで突っ走ってほしい」と話し、何度もマスクを高く掲げていた。

 ◆入場できない人の分まで ちびっ子ファンの横田悠紀くん(8)浩紀くん(5)兄弟は、新庄選手へのプラカードを持って応援した。同プラカードは新庄シートにかけられていた特殊シートを使って作製されたもので、この日チケット入手ができず球場に入れなかったファンから譲り受けたもの。悠紀くんは「大好きな新庄にいっぱい声援を送りたい」と力いっぱいプラカードを掲げていた。

 ◆パレード実現へ 札幌市の上田文雄市長(58)もこの日、札幌ドームの三塁側内野スタンドで夫人とともに観戦し、1位通過を喜んだ。試合中には「大通、駅前通をあけて待っている。リーグVでもやりたい」とパレード実施を興奮気味にぶちあげた。さらに「プレーオフでは札幌ドームの熱い声援を力に変え、リーグ制覇を成し遂げてくれることを信じています」と話した。

[2006年9月28日10時0分 紙面から]


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