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北見北斗4年ぶり選抜切符/高校ラグビー

全国切符獲得に喜ぶ北見北斗の選手たち
全国切符獲得に喜ぶ北見北斗の選手たち

<全国高校選抜ラグビー北海道予選:北見北斗15-7札幌山の手>◇最終日◇10月31日◇函館・根崎運動公園ラグビー場◇決勝

 古豪北見北斗が4年ぶりの選抜全国切符を獲得した。4連覇を狙った札幌山の手から3トライを奪い15-7で撃破。04年に同点優勝(全国は抽選で札幌山の手)だった因縁の相手を下した。来春の全国高校選抜(場所、日時未定)では全国1勝を目指す。

 試合後、激しいゲキが飛んだ。「来年は絶対に花園に行くぞ」。コーチ陣の言葉に円陣を組んだ北見北斗フィフティーンが大きな声で返事をした。前半17分、小西翼(2年)が右中間に飛び込んだのを皮切りに3トライで快勝。新チーム始動をVで飾った。

 年末の花園出場を目指した9月の全国高校ラグビー北北海道大会決勝では、中標津に大敗。当時のスタメン11人を中心に守備重視のチームづくりが始まった。浅井邦昭監督(39)は「体の小さい選手が多いが、守備から流れをつかんだ」。同点Vだった2年前、抽選で全国出場を逃した雪辱も果たした。

 現部員は18人。各学年で年間15時間のラグビー授業があり、花園で4度の準優勝を誇る伝統校だが、部員不足は例外ではない。さらに追い打ちをかけたのが、05年4月から施行された個人情報保護法だった。以前は、入学予定者に勧誘のはがきを送っていたが、住所録の使用が困難になった。

 それでも、今春の対面式でラグビー部は7人で寸劇をやった。悪者にからまれた高校生がラグビー部入部で強くなるコント? で爆笑を誘った。自腹を切って焼き肉店に連れ出し楽しさも伝えた。SH尾崎士朗ら1年生11人が入部。「勧誘と寸劇くらいラグビーもうまくなってほしい」と浅井監督は笑う。

 花園でタレント橋下徹弁護士の北野(大阪)に敗れるなど歴史を刻んできた名門校だが、全国勝利は96年の花園以来ない。来春の全国選抜は、来年末の花園に向けた絶好の強化舞台。真如應貴主将(2年)は「団結力はあるので力を試したい」。寸劇で悪役だった土屋宗章(2年)も「紳士に戦う」と力を込めた。【村上秀明】

[2006年11月1日9時16分 紙面から]


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