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白樺学園亡き友への1勝/アイスホッケー

白樺学園のベンチに飾られた伏屋さんの遺品
白樺学園のベンチに飾られた伏屋さんの遺品

<アイスホッケー全国高校選抜:白樺学園5-1水戸短大付>◇初日◇23日◇苫小牧市・白鳥アリーナほか◇1回戦

 白樺学園が水戸短大付を5-1で下し、天国の亡き友にささげる1勝を挙げた。部員の伏屋智史さん(18)が試合中、頭部にパックが直撃し、19日に亡くなってから初の公式戦。「伏屋のために負けられない」(湊谷匡晃監督=45)と胸に秘め、臨んだ試合だった。序盤は気負い、ミスを連発したが、DF長岡佑弥主将(3年)が「もう1度力を合わせていこう」とチームを鼓舞した第3ピリオドで一挙3点を奪い勝利をもぎ取った。

 通夜、告別式には出られないため、苫小牧入りする21日に伏屋さんの自宅にチーム全員で向かい、墓前に優勝を誓った。ベンチにはそのとき伏屋さんの母親から託された写真と、自室に飾られていた「日本一になれ」と書かれた色紙、ユニホーム、スティックが置かれた。1カ月前ばらばらだったチームをまとめたのも伏屋さんが部に掲げた「精神、結束、感謝、日本一への挑戦」のスローガンだった。長岡主将は「伏屋は日本一を目指してきた。この大会はもちろん優勝するし、インターハイで日本一になる。気持ちを切り替えてやっていく」と再度、伏屋さんに誓った。

[2006年11月24日9時42分 紙面から]


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