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栃本が成年抑える最長不倒でV/ジャンプ

栃本は1回目に豪快なジャンプを披露した
栃本は1回目に豪快なジャンプを披露した

<ノルディックスキージャンプ:雪印杯>◇6日◇札幌・宮の森ジャンプ競技場(HS100メートル、K点90メートル)

 少年組は、栃本翔平(北海道尚志学園高2年)が242点で初優勝した。1回目で、成年組に交じっても最長不倒となる98メートルの大ジャンプを披露。札幌で2月22日に開幕する世界選手権の代表入りを、アピールした。成年組は湯本史寿(22=東京美装)が254・5点で、初優勝を果たした。

 「新装開店」の宮の森で、17歳の栃本が最も存在感を示した。1回目、風に乗ってK点を大きく越える98メートルのビッグフライト。全体でも堂々の最長不倒だった。成年組と同じスタートゲートだっただけに価値がある。2回目は88・5メートルにとどまったが、少年組では格の違いを見せた。「条件も良かったし、いいジャンプができた」と振り返った。

 宮の森は2月に世界選手権を控え、改修が終了したばかり。総工費約8億3000万円をかけ、選手控室が増設され、照明施設なども整備された。ジャンプ台もHS(ヒルサイズ)が98メートルから100メートルに変更。“新バッケンレコード”を記録したのが栃本で「いい環境でできるのはいいですね」とほほ笑んだ。

 トリノ五輪代表になった伊藤謙司郎(下川商高)はジュニア時代から切磋琢磨(せっさたくま)してきたライバル関係だ。一緒に回った昨年12月のコンチネンタル杯で伊藤が優勝し、現在はW杯遠征中。同世代の16歳シュリーレンツァウアー(オーストリア)が今季W杯3勝。栃本は「若い選手にいいジャンパーが多くて刺激になる」と闘志を燃やす。

 最大の目標は昨季5位だった世界ジュニア(2月、イタリア)だが、地元開催の世界選手権代表入りも夢ではない。葛西紀明(土屋ホーム)がW杯表彰台で内定し、海外遠征組も含めて残り5枠の争奪戦になる。「うまくいって出られたらうれしい」。10年バンクーバーの星が無欲で突き進む。【村上秀明】

 ▽成年(1)湯本史寿(東京美装)254・5点(96・5メートル=最長不倒、95・5メートル)(2)東(日本空調)233・5点(87・5メートル、95・5メートル)(3)山田(北野建設)223・5点(95・5メートル、83メートル)(4)遠藤(日大)219点(93・5メートル、84メートル)(5)吉岡(土屋ホーム)218・5点(90メートル、86・5メートル)(6)小山内(日大)217・5点(88メートル、88・5メートル)

 ▽少年(1)栃本翔平(北海道尚志学園高)242点(98メートル=最長不倒 、88・5メートル)(2)作山(長野・中野実高)218点(86・5メートル、90・5メートル)(3)原田(札幌光星高)217・5点(93・5メートル、82・5メートル)

 ▽ジュニア(1)清水亜久里(新潟・妙高高原中)209・5点(88・5メートル=最長不倒、85メートル)(2)渡部(岩見沢緑中)202点(83・5メートル、86メートル)(3)成田(下川中)184・5点(87メートル、78メートル)

[2007年1月7日8時39分 紙面から]


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