このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 北海道 > ニュース


北海道メニュー

アルペン大越、史上最強だ!/高校スキー

回転を制し、大会初の2種目を連覇した東海大四・大越の滑り
回転を制し、大会初の2種目を連覇した東海大四・大越の滑り

<全国高校スキー>◇最終日◇6日◇富山・南砺市IOX-AROSAスキー場ほか◇男子回転ほか

 アルペン男子回転で大越龍之介(東海大四3年)が2連覇を果たし、大会史上初となる大回転とのアルペン競技2種目V2を決めた。距離男子40キロリレーは和寒の4位、女子15キロリレーは旭川大高の6位が最高だった。学校対抗では男子の東海大四と女子の北照が、アルペン勢の活躍で3位に入った。

 もうだれにも大越を止められない。1本目2位から逆転での大記録達成に「海外遠征での試合とは違う。1年に1つしか取れないタイトルだからこそ格別」と笑顔を見せた。2年前の大会は直前の韓国遠征で左足首を痛め回転4位、大回転19位に沈んだ。その悔しさは2種目連続連覇の偉業で取り返してみせた。

 テクニックよりもセンスで滑る天才肌。全日本ジュニア福島旅人(たかひと)コーチ(28)は「佐々木選手か皆川選手に似ている」と明かす。東海大四の網野正信監督(37)も「滑りながらの状況判断が的確。アドバイスは他の子の半分でいい。遠征が多い割に勉強も“器用”で」と教え子の順調な成長に目を細める。

 この日の1回目は54選手が途中棄権する難コース。それでもノーミスで100分の7秒差のV圏内につけた。ポールの振り幅を緩めた2回目は「何も考えず普通に滑った」だけ。あっさり頂点を奪われてしまった1回目1位の石井は「緩斜面でも速い。どうしてか分からない」とお手上げだ。

 国内の同世代では敵なしだ。中2のときに海外メーカーの板、ブーツから国産に切り替えたことがきっかけで、一気に全国区に躍り出た。中2で全国中学大回転を制し、3年は2冠達成。負傷して臨んだ高1以外、ジュニア世代の取れるタイトルはほぼ手中にしてきた。

 「意外と緊張することが好き。今日も2回目の前は吐きそうでした」。昨年の大会後はすしで2冠祝い。4日の大回転優勝の夜は“残り1冠”に配慮する形で、宿舎近くの定食屋で祝勝会を開いてもらった。「今夜は焼き肉です」。吐くまで肉に食らいつくつもりでいる。【永野高輔】

 ▼アルペン競技3冠以上 男子は木村公宣(青森・東奥義塾)の回転2連覇、大回転優勝の3冠が最高だが、女子は4冠が3人いる。猪谷素子(東京・成蹊)が回転3連覇と大回転1回。成田早瀬(青森・聖愛)が回転3連覇と大回転1回。切久保深雪(長野・白馬)は回転3連覇と大回転1回。女子3冠は3人で林和子(沼田女子)、岡田眸(小樽双葉)、大杖美保子(鳥取・米子西)。大越のように2種目連覇は過去にいなかった。

 ◆アルペン

 【男子】▽回転 (1)大越龍之介(東海大四)1分36秒54(46秒43、50秒11)(2)石井(北照)1分36秒78(46秒36、50秒42)(4)及川(札幌一)1分39秒05(47秒81、51秒24)(5)藤本(北海学園札幌)1分40秒70(49秒06、51秒64)(5)岡本(富良野緑峰)1分40秒70(49秒89、50秒81)

[2007年2月7日8時57分 紙面から]

関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー

芸 能
社 会


このページの先頭へ