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とわの森三愛が再起の3連覇/高校バレー

札幌一の攻撃をブロックで止める、とわの森三愛の岡田(左)と戸沢
札幌一の攻撃をブロックで止める、とわの森三愛の岡田(左)と戸沢

<全国高校選抜バレーボール南北海道予選:とわの森三愛3-0札幌一>◇最終日◇12日◇札幌・道立総合体育センター◇男子決勝

 男子のとわの森三愛が涙の3連覇を果たした。決勝で札幌一に3-0のストレートで4度目の優勝を飾った。昨年は部員の不祥事で全国大会を辞退したが、1年間の雌伏のすえ、復活を遂げた。3月19日からさいたま市で開催される全国大会に出場する。

 とわの森のスーパーエース三原隆佑主将(2年)のスパイクが札幌一の息の根を止めた。「1年間の思いをすべて込めました」。選手たちはコートを躍り回り、抱き合って勝利の味をかみしめた。「周囲の支えのおかげで復活できました」という山田和弘監督(49)の声が涙で詰まった。

 昨年はV2を達成しながら、部員2人が全国大会に向かう途中で窃盗を犯し、出場を辞退した。その後に吹き荒れたバッシングの嵐。当事者はもちろん、無関係の2人も傷心で部を去り、一時は部員が6人だけになったことも。そこから立ち直る努力を重ねた1年間だった。

 山田監督は服装、あいさつの仕方から再起の道を探った。コートを使った後は、必ず後片付け、モップ掛けで応援してくれる人々への感謝を表した。「こいつらは本当にバレーが好きで、ひたむきなんです。昨年は全国大会を取り上げられて…、何としても今年は行かせてやりたかった」と2年生4人を見つめた。

 三原主将は「2度と辞退はありません。全国では胸を張って入場行進します」と言った。灰色の雲に覆われていた1年間は終わった。新しいとわの森の歴史、立ち直った姿を見てもらうつもりだ。【本郷昌幸】

[2007年2月13日9時42分 紙面から]

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