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ジャンプ大貴孤軍奮闘/世界ノルディック

<世界ノルディック:ジャンプ>◇9日目◇3日◇札幌・宮の森競技場◇個人ノーマルヒル

 ノーマルヒルで、下川町出身の4選手で臨んだ日本勢が失速した。1回目の上位31人で争う2回目に進んだのも、20位の伊東大貴(21=土屋ホーム)ただ1人で、世界の壁の厚さを痛感する形となった。全日本のカリ・ユリアンティラ・ヘッドコーチ(53)は「これが我々の現状だ。気負いすぎて自分たちのテクニックを壊していた」と振り返った。

 2日夜から微熱に悩まされていた伊東は、2回目にこの日の日本勢唯一のK点越えとなる91・5メートルをマーク。「K点を2本そろえられなかったのは悔しいが、今できることはやれた」。体調不良の中、精いっぱいのジャンプだったが、1回目23位から3つ順位を上げるのがやっとだった。団体戦銅メダルの勢いを持続することができなかった。

 技術の差がはっきり出やすいほぼ無風の気象条件だった。2回目に進めず34位の葛西紀明(34=土屋ホーム)は「(助走の)滑りが重かったし、飛び出しのタイミングが合わなかった」と悔しがった。世界選手権初出場で37位だった伊藤謙司郎(17=下川商高)は「出られただけでも良かった」と前を向いた。【村上秀明】

[2007年3月4日9時31分 紙面から]

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