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引退か現役か、スキー距離・夏見迷う

笑顔で5位入賞の報告をする夏見(左)と石田
笑顔で5位入賞の報告をする夏見(左)と石田

 ノルディックスキー世界選手権距離女子スプリントで5位入賞を果たした夏見円(28=JR北海道)が5日、現役続行へ揺れる胸中を明かした。この日、札幌市内の同社で会見に臨み、来季以降について「燃え尽きた思いとやり残した気持ちの半分半分」と迷いを見せた。早ければ今季W杯終了後の3月末にも自らの去就について結論を出す見込みだ。

 28歳の心は揺れに揺れていた。今季の最大目標と公言していた世界選手権を終え、今後の去就が注目される夏見は、報道陣から今の心境を聞かれると「燃え尽きた思いとやり残した気持ちの半分半分です」と正直な気持ちを吐露した。

 この日、夏見は後輩の石田とともに午後、所属するJR北海道本社で、坂本眞一会長(67)小池明夫社長(60)らに世界選手権の報告を行った。2月22日の女子スプリントで五輪、世界選手権を通じて日本距離陣歴代最高の5位。坂本会長にねぎらいの言葉をかけられると「自分自身、充実した大会でした。結果をすごく喜んでもらえて良かったです」と、地元開催での重圧から解放されたこともあり、笑顔で話した。

 昨年のトリノ五輪団体スプリントで8位入賞後、地元開催となる今季の世界選手権に全精力を注いできた。その大会で5位入賞を果たしたことで一応の区切りがついた。それだけに引退の2文字が頭をよぎっても不思議ではない。すでに選手として脂の乗り切った28歳。10年バンクーバー五輪を迎えるときには31歳になり、世界のトップレベルの実力を維持するにはさらに鍛錬が必要になる。「バンクーバーのことも含めて今後どうするかという点では、3月のW杯で成績を出してそこから考えたい」。引退か続行か-。揺れる気持ちはひとまずしまい込み、今季の残りの大会に全力投球する。

[2007年3月6日9時10分 紙面から]

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