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久保が満面笑みのプロ初V/ゴルフ

優勝カップを手に、笑顔でVサインする久保
優勝カップを手に、笑顔でVサインする久保

<北海道プロゴルフ選手権・最終日>◇5日◇札幌ベイGC(6762ヤード、パー72)

 初日首位の久保超路(28=フリー)がアウト38、イン37の75で回り、2日間トータル144で逃げ切った。研修生時代の01年北海道オープン以来6年ぶりの優勝で、プロ初Vとなった。

 ウイニングパットを決めた久保が、満面笑みで両手を突き上げた。「どうしても勝ちたかった」。01年の北海道オープンで、PGAライセンスを持たない選手では30年ぶりの王者になった。しかし、03年秋のプロ転向後は、優勝は遠かった。苦しみも焦りも克服しての頂点だ。

 強風に苦しみながらも耐えた。「ピンポン球のように飛んでいった」(久保)という最大約12メートルの風にペースを乱され、パットにも影響した。前半はパーオンしてもパット(18パット)が決まらない。それでも「技よりもメンタル面が成長した」と、気持ちを切らさなかった。

 ラウンドしながら試行錯誤を繰り返した。後半は風にバランスを崩されないよう、パターの際のスタンスを大またにし重心を安定させた。13番で50センチのバーディーを沈めるなど、後半を16パットでまとめた。「1打1打集中して」自分のゴルフに徹した。

 ゆっくり感慨に浸りたいはずのプロ初優勝だが、そうもいかない。「賞金の100万円はツアーの費用ですね」と先を見据えた。6日からセガサミーチャレンジ(茨城・セゴビアゴルフクラブ・イン・チヨダ)に出場予定で、慌ただしく会場を後にした。

[2007年6月6日9時34分 紙面から]

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