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13歳小西が道アマゴルフ最年少初出場

練習場で打ち込みを行う小西
練習場で打ち込みを行う小西

 「ハニカミ王子」に続け! 13歳の小西奨太(ニドム、安平早来中2年)が、大会史上最年少で北海道アマチュアゴルフ選手権(9日開幕、登別CC)に初出場する。初めて臨んだ5月の同選手権道南日胆予選を5位で通過し、本選の出場権を獲得した。最年少で男子ツアーを制し、日本全国から注目を集める石川遼(東京・杉並学院高1年)と同様に、日本アマチュア選手権出場を目指す。

 北海道のゴルフの歴史に、新しい歴史を刻む。小西は大会4日前の5日、安平町内の北海道CCで午後5時から日が暮れるまで2時間、入念に打ち込みをこなした。03年に14歳で出場の武石翔太を超え、史上最年少の13歳で初の道アマ挑戦。「70台でしっかり回り、予選を通過したいです」。3日から2日間、大会会場の登別CCで練習し、スコアは87、80と手応えをつかんでいる。

 3歳のとき、父淳さん(45)の影響で、大人のクラブを半分に切ったクラブを握り、ゴルフ人生がスタートした。04年の小学5年、道ジュニアで初優勝。順風満帆だったが昨年、悔しい思いをした。昨年10月の道高校新人大会中学生大会はスコア80の1打差で全国切符を逃した。この年、全国切符がかかった大会を3度もきん差で落とし、いつも、帰りの車で号泣していた。「来年、オレは1歩、抜き出たい」と心に誓った。

 そして、強くなった。5月13日の道アマ道南日胆予選でスコア81で5位通過。本選の出場権を獲得し、うれし涙を流した。淳さんは「負けて強くなった。練習でも1球1球大切に打つし、昨年の経験で1球の大事さを知ったのでは」と言う。飛距離は240ヤードと普通だが、正確なアプローチを磨き、同15日の道高校春季大会小中学生大会中学生の部でも優勝。結果がついてくるようになった。

 「ハニカミ王子」にも刺激を受けた。石川遼が優勝したマンシングウェアKSB杯は練習帰りの車中で観戦した。「プロの中で活躍するのはすごいと思った。礼儀はしっかりしているし、尊敬している」。ともに予選を突破すれば日本アマで対戦できる。「挑戦してみたいです」と同じ舞台に立つことを夢見た。

 目標はプロになること。遊びの時間を削り、苦しんだときもあったが今は「ゴルフが大好きです」と言う。ディープインパクトを生んだ安平町から、今度は小西が衝撃を与える。【長島一浩】

 ◆小西奨太(こにし・しょうた)1994年(平成6)1月25日、安平町生まれ。3歳でゴルフを始めた。小学5年の04年、道ジュニア(11歳以下の部)で優勝。翌年は準優勝。中学1年で同大会15~17歳の部で準優勝。ドライバーの平均飛距離は240ヤード。得意クラブはPW。ベストスコアは72。家族は両親。162センチ、65キロ。

 ◆北海道アマチュア選手権 北海道ゴルフ連盟の主催するアマNO・1を決める競技会。1934年(昭和9)初開催。第2次世界大戦中の中断などを除き、今年で57回目。今回は7カ所の予選を通過した150人とシードの27人の計177人が出場。9日からの予選2日間で70位以内が11、12日の決勝に進出。最終成績で8人までが日本アマ(7月3日開幕、愛知CC)、40人までが北海道オープン(8月14日開幕、新千歳CC)の出場権を獲得。

[2007年6月6日9時41分 紙面から]

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