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仲間由紀恵も着たウエディングドレス

2階に展示してあるウエディングドレス
2階に展示してあるウエディングドレス

<連載・こんなトコロにこんなモノが…「ウエディングドレス」>

 つい先日の藤原紀香と陣内智則の結婚式のテレビ中継、関西地区の視聴率が40%を超えたってね。驚いたなあ。昨年末のNHK紅白歌合戦よりも数字が高いよ! やっぱりみんな、人の幸せそうな顔を見たいものなんだね。

 暦はめくれて、はや6月、ジューン・ブライドの季節が到来。では現在北海道にあって、有名人が着用した、「見る価値のある婚礼衣装」といえば?

 答えは、小樽の石原裕次郎記念館に展示されている、裕次郎&まき子夫妻のモーニングとウエディングドレス。間違いない。

 2人の日活ホテルでの挙式は1960年の12月。当時、映画スターとして人気絶頂だった裕次郎と女優だったまき子さん(旧芸名・北原三枝)の結婚式が、もし生で電波に乗っていたら、視聴率はさぞすごかっただろうなあ。

 婚礼衣装とともにティアラなどの小物も陳列され、その展示説明には「挙式から44年間、門外不出で保管されていた」と書かれている。では、44年後の2004年に何があったか。

 この年の11月、5夜連続で、石原慎太郎の小説を原作にしたテレビドラマ「弟」(HTB)が放送されたのである。これも高視聴率を記録したから、きっと覚えている人も多いよね。

 裕ちゃんの生涯を描いたそのドラマで、20~30代のまき子夫人を演じたのが、仲間由紀恵。その時代の裕次郎役には徳重聡。なんとドラマ中の婚礼シーンで仲間が着たのは、裕次郎記念館にある本物のウエディングドレスだったのだ! それで「44年間」と記されているわけ。

 しかも「ドラマを作るなら本物のほうが」とドレスの使用を提案したのは、記念館の館長でもある、まき子さん本人だったのだそう。いい話でしょう。

 おっと、この話は記念館内の説明文には書かれておりませんのでご注意を。でもこれを知って見ると、ファンならずとも感慨深いはず。ほかにも裕ちゃんの私服や愛車など、ここでしか見られない物がめじろ押しだ。(ライター 矢代真紀)

 ◆石原裕次郎記念館 所在地は小樽市築港5の10。開館時間は午前9時~午後8時(11~3月は午後6時まで、展示室入場は閉館1時間前まで)。12月27日~1月1日は休館。入館料1500円。電話0134・34・1188。

[2007年6月7日11時6分 紙面から]

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