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団塊世代ブーマーにはたまらん空間とは?

3×7・5メートル、たたみ15畳分の大ジオラマ!
3×7・5メートル、たたみ15畳分の大ジオラマ!

<連載・流行りもん調書「鉄道模型(Nゲージ)ジオラマ」 フリーライター重田サキネ>

 最近、団塊の世代のお父さんたちを中心に鉄道模型ブームがきてるんだって! もちろん飾っておくだけじゃなく走らせるわけで、ゲージ(線路の幅)が9(ナイン)ミリであるところから、通称「Nゲージ」と呼ばれているそうな。

 「思う存分走らせるための専用ルームがある」な~んて人はいいけどね、たいていは部屋の隅でちまちま…のはず。そんな皆さんにとってはパラダイスな空間が、実はあるのよ札幌に。

 なんと、広さ15畳分ものスペースに、1周30メートルのルートが6種類! 都市部あり郊外ありのレイアウトで、中央には長ーい鉄橋もある。「こんな鉄橋、家に作れないからさあ。たまんないよ」とは常連さんの言葉。取材当日、その常連さんは仕事が休みで、話を聞いた時には、朝から入店してすでに6時間もいるとのことで、まぁ、びっくり。マニアの目から見て、このコースレイアウトはどうなのと聞いてみると、「なかなか楽しめるよ」と太鼓判だ。

 それもそのはず、実はこの自遊空間JR琴似駅店はJR北海道の経営。何か特色を出そうとNゲージに着目し、大ジオラマが完成。ルートのデザインも組み立ても、担当したのは現役のJR社員たちだ。

 全国的にも珍しいため、札幌市外から訪れるファンや、うわさを聞きつけてわざわざ立ち寄る観光客もあり。自分のコレクションを持ち込んで走らせるのが醍醐味(だいごみ)だけど、レンタル車両も「JR北海道の主な機種11種があります」とのことなので、ふらりと訪れても大丈夫。夜、仕事帰りに寄る人や、休日に子供と一緒という人が多いが、マニア的には「明け方のあいてる時間に、まったりと走らせてるのもいいよ」とのこと。分かる気がする…。

 料金は、自遊空間入会が300円。あとは最初30分が280円で15分ごと100円追加。車両はレンタルも持ち込みも無料。パック料金もあり、さっきの常連さんは入会済みで6時間パック利用なので…えっ1500円! 安いぞ~。

 ゆくゆくはレンタル車両の運転席にカメラを内蔵し、走らせている気分をモニターで味わえるようにしたいとスタッフ。うわぁ、「この中を走れる」なんて楽しそう~。やべ、もうハマってるかも。

 ◆Nゲージ鉄道模型ジオラマ スペースクリエイト自遊空間JR琴似駅店(札幌市西区琴似1条1丁目JR高架下、電話011・632・6501)。24時間営業、年中無休、駐車場無料。

[2007年6月27日11時14分 紙面から]

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