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レラカムイが休日返上でバックアップ陳情

上田札幌市長(右)の話を真剣な表情で聞くレラカムイ北海道の選手ら
上田札幌市長(右)の話を真剣な表情で聞くレラカムイ北海道の選手ら

 レラカムイ北海道の東野智弥監督(37)と13選手らが、休日返上でバックアップを願い出た。16日、札幌市役所に上田文雄市長(59)を表敬訪問。チームは練習場所に札幌市内の体育施設を有償で「時間借り」している状況で、さらなる支援を依頼している。上田市長からは「札幌の財産の1つに育ってほしい」と前向きに対応することを約束された。

 北海道のスタッフが札幌市長との初対面に合わせて用意したポスターは50枚。過去に日本ハムとコンサドーレ札幌が表敬訪問した際に40枚持参したと聞き、10枚追加した。既に札幌市側へはチームへの優遇措置を訴えており、この日は上田市長に直談判はしなかったが、運営会社の水沢佳寿子社長(45)は「20日(の北海道内開幕戦)は市長も観戦してくださるそうなので、ぜひ良い試合を見せたい」と期待感をにじませた。

 日本リーグで唯一、練習場所を持たない。現在は札幌市の体育施設を時間刻みで借りている。施設側の意向で場所は公表できず、プロチームであるにもかかわらずファンに公開もできない。午前、午後で練習場所が変わることも多く、一般市民とスペースを共有することもある。今年3月から水沢社長らは北海道や札幌市と20回ほど交渉し、専有で優先的に利用できる施設貸与を訴えてきた。

 これまで道からは「石狩市や妹背牛町の施設なら専有可能」との提案はあった。しかし選手の住居から近いという理由でチームが求める札幌市は市民の施設利用が多く、なかなか要望を聞き入れられない状況だ。それでも上田市長は「いろいろと相談しながら、市民が納得できる形でできるだけのことはしたい。札幌の財産の1つに育ってほしい」と前向きな検討を約束した。

 実際に練習環境に苦労している選手、スタッフが、だれより「改善」を心待ちにしている。上田市長が観戦予定の20日の“御前試合”では、勝つこと、ファンの期待にこたえることが何よりのアピール。東野監督は「(チームに)まだ未熟な部分は多いが、北海道の皆さんの後押しを受けられれば勝利に近づく」と訴えていた。【北尾洋徳】

[2007年10月17日9時35分 紙面から]

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