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レラカムイが大敗の借り返した!/JBL

徹底マークを受けながらシュートを打つ北海道のウィリアムズ(左)
徹底マークを受けながらシュートを打つ北海道のウィリアムズ(左)

<バスケットボール日本リーグ:レラカムイ北海道97-76東芝>◇12日目◇4日◇札幌・月寒アルファコートドーム

 エース2人が大勝に導いた。レラカムイ北海道が東芝を97-76で破り、今季リーグ最大26点差負けを喫した前日3日の借りを返した。リーグ最年長の折茂武彦(37)が、今季自己最多タイ22点。ジェワッド・ウィリアムズ(24)が今季リーグ最多タイ39点を挙げる活躍で得点ランキング1位に躍り出た。ここまで8試合で連敗はなし。2位と同率の5位で10日から首位トヨタ自動車2連戦を迎える。

 北海道のエース2人が爆発した。前半に折茂が15点を挙げると、後半はウィリアムズが32点。折茂は「前半にJ(ウィリアムズの愛称)が(個人技を)我慢し、僕が点を取ったことで後半は相手外国人が僕に付き、Jがノーマークになった」と振り返った。リーグ屈指の得点力を誇る2人が互いの長所を引き出し、21点差の大勝を生んだ。

 3日は今季リーグ最大26点差負け。得意の3点シュートを1本も決められず、8点に終わった折茂は責任を感じていた。第2Qの守備で相手選手と接触し、左肩を痛めたがハーフタイムに痛み止めを飲み、後半のコートに立った。移籍時に運営会社の水沢佳寿子社長(45)から選手兼監督のような役割を求められており、精神的支柱として抜けるわけにいかなかった。

 第3Qからは折茂が盾になり、ウィリアムズのマークを引きつけた。フリーでボールを持ったこの日のウィリアムズは止められなかった。3点シュート7本、2点7本、フリースロー4本を沈めた。試合後は「リングが大きく見えた」と口も滑らか。東野監督は「マイケル・ジョーダンのようだった」と最大級の賛辞を贈った。

 日本語習得に熱心なウィリアムズはチームのムードメーカーだ。ルーキー伊藤に日本語を教えてもらい、練習中は控室で放送禁止用語を連発することもしばしば。米国にはない、新聞のアダルト面をスタッフに笑顔で見せて場を和ませることもある。折茂とは違った精神的支柱になっている。

 エースの活躍で、2位東芝戦を1勝1敗で乗り切った。ここまで8試合で連敗はなし。折茂は「(トップリーグ経験者3人以外は)相手の特徴が分からない。学習能力はあるので1戦やればできるようになる。連敗すると、どこかで連勝しなくてはいけないから連敗できない」と話した。手応えをつかみ、10日からの首位トヨタ自動車2連戦を迎える。【北尾洋徳】

[2007年11月5日9時31分 紙面から]

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